Gold Coast(ゴールド・コースト)が移住する場所に適しているかどうかの判断基準はたくさんありますが、現実的に移住できるか?という所をポイントに考えていく必要があると思います。
こんにちは、うめ太郎です!
確かに、ゴールド・コーストの街が素敵!海が綺麗!などそういう、フィーリングも大事。ただ、それだけで移住先を決めていいのですか?
ゴールドコーストは移住に最適?
オーストラリア移住へのハードルは年々上がってきています。この記事を読んでいる人はこれからゴールドコーストに移住しようか考えている人だと思いますが、
- 海外移住=夢
みたいな感じの延長線上で、「あ〜サーフィンが有名なゴールドコーストに住めたらいいなぁ」なんて感じで移住先にゴールドコーストを選ぶの正直、夢を現実にするつもりあるのか?
と思ってしまいますね。
あ、怒った?
いいんですよ。そういう気持ちでゴールドコーストを移住先に選んで、語学学校に入って「きゃー!楽しー!」みたいな感じでも。
ただ、ボクが言いたいのは「人生もったいないことしてるね」って事。移住を考えるなら、自分がやりたい仕事の求人が多いとか、ビザが取りやすいとか、そういった現実的なところを考えて、その上で自分が住みたい都市を選ぶというのがベターじゃないかと思います。
まぁ、とりあえず「パートナー作って永住」みたいな事を考えている人は、気の赴くままの都市に住んでナイトクラブではしゃげば永住できるのではないかと?
言っておきますが、あくまで本気で永住権を狙っている人が考えるべき、ゴールドコーストへの移住なのでそういう意味では、経緯はどうあれ永住する方法にこれだ!と言う正解はない。
ゴールドコーストビザが取りやすいのか?
ここが一番大事なところ。仮にゴールドコーストより自分にとって永住しやすい場所があるならばそこに行くべき。そこで永住権を取った後に、ゴールドコーストに住めばいいだけですからね。
そう考えた時にゴールドコーストは移住の為のビザが取りやすいと言えます。
ゴールドコーストという都市
引用:Google Map
ゴールドコーストはクイーンズランドにある都市で、人口は68万人程度の小規模の都市です。日本の都市で調べてみると熊本県の熊本市の人口が73万人なので、それよりも少ない感じ。私は人口が200万人のパースに住んでいるので感覚的に比較すると、田舎好きにはたまらない都市ではないでしょうか。
もちろん、田舎と言ってもCBD(セントラル・ビジネス・ディストリクト)にはそれなりの数のビルがあります。
人口が少ないと移住にデメリットなのかというと、そうではなく、ゴールドコーストのエリア全体はオーストラリアのカテゴリ2の地方都市として指定されている為、移住の為のビザが取りやすいと言えますね。
大都市、ブリスベンに近い
ゴールドコーストに永住することを考えた時に、この都市の最大のメリットはブリスベンに近い事ではないでしょうか。
ブリスベンの人口はパースより50万人多い、250万人の大都市で人だらけだと聞きます。実際にその場所に言ったことがないので人混みの程度はわかりませんが、オーストラリア政府は人口の増加によってブリスベンなどの大都市の生活環境が悪くなっていると発表しているくらいなので、相当の数がいることは間違いない。
ブリスベンがゴールコーストから近いことと、移住のメリットは何があるのか?
それは、もちろん、就活の範囲が広がることです。今の移民のしやすさは昔ほど簡単ではなくなりました。政府はこれからの移民に2段感移住とも取れる、「お仕事力」と「現地で雇用されている」事を非常に重要視していて、仕事を探しをする時に、拠点となる場所がゴールドコーストであれば、田舎ビザを狙いながら、バックアッププランでブリスベンへの就活も簡単に出来る。
そういうわけで、ゴールドコーストの都市はチャンスに恵まれると言えますね。
仕事が決まれば、技術独立永住権や雇用主指名永住権、または州のスポンサービザや技術地方ビザなど選択肢が決まってくるわけです。ちなみに、上記のビザはSkilled Migrationと呼ばれており、移民は移民でも技術移民と呼ばれています。
ゴールドコーストの治安は
オーストラリアの平均と比べても「普通」です。日中では安心感を持って歩くことができますし、夜でも基本的には大丈夫。
都市ごとの生活水準についてまとめている、NUMBEOで客観的に調べてみると、銀行強盗や殺人、差別的の不安はあまり感じることはないと思いますが、窃盗や暴力など一般的な犯罪はそれなりにあります。
ただ、治安というのはその人のライフスタイルにかなり影響する部分がある。例えば、バーで飲むのが大好きで、毎晩飲んでると言うような人や、駅前の住宅に住んでいるとか、シェアハウスに住んでいるような人はトラブルに合いやすいと言えます。
特に、日本でもそうですが、治安の良いエリアとそうでないエリアがあり、全体の平均としては治安が良くも悪くもないゴールドコーストですが、悪いエリアは本当に気をつけたほうがいいですね。
サクッとゴールドコーストの治安が悪いエリアを調べてみると、
According to research by RACQ Insurance, Ormeau, Upper Coomera, Nerang, Arundel and Worongary are the top five suburbs likely to be the target of theft, based on home insurance claims.
とあるように、
- Ormeau
- Upper Coomera
- Nerang
- Arundel
- Worongary
のエリアは悪いようですが、これはあくまで空き巣について。全体的に治安の悪いエリアは
- Miami
- Burleigh Heads
- Southport
- Biggera Waters
- Broadbeach
- Mudgeeraba
- Nerang
- Surfers Paradise
- Coolangatta
- Helensvale
なので気をつけたほうが良いと思います。
ゴールドコーストの魅力は
やっぱり、ビーチ(浜辺)ですね。全長57キロに及ぶ白い砂浜。そこでのサーフィンなどは有名中の有名です。
また、国立公園が多いので自然を満喫できる場所でもある。Burleigh National Parkは一番有名ですね。
また、天気が良い事でも知られており、年間で300日は晴れだそう。気候も暖かいので一年を通して過ごしやすいです。
そこに住む人達は
3分の1は海外からの移住者たち。アジア人も多いので自分が異国の地に来ている事も忘れることがあるくらい。
オーストラリアの平均が4分の1程度なので心持ち、たくさんの外国人と接する機会が多いと思います。
では、日本人は多いの?
と聞きたくなりますよね。ゴールドコーストは日本人が多い街としても有名です。一番話されている言語はもちろん英語ですが、その次に中国語、そして日本語はその次の3番目に使われている言語なんですね。
教育が良い
あまり知られていませんが、ゴールドコーストには世界レベルの大学がちらほらあります。
Griffith Universityは2020年で世界トップ30位になりましたし、Times Higher Education Young Universityは2021年で世界33位に選ばれています。
オーストラリアは教育に非常に力を入れており、日本の小学校1年になる前の年から義務教育に入ります。
ゴールドコーストで移住したいなら
ある程度の準備と、数年は移住したい!と思うモチベーションが必要です。海外移住となると夢のような話に聞こえるかもしれませんが、高卒からでもオーストラリアに移住することはできる。
そのためには、ちょっとネットで情報を集めて、どうすればオーストラリアに移住できるかを考える。その課程でゴールドコーストが自分にとって移住しやすい場所か、永住権が取りやすい場所なのかを自問自答してみてください。
ボクからはちょっとしたヒントを読者に提供できるとすれば、
- 職歴が5年以上ありますか?
あれば、ポイント制の永住権や就活による移住が可能です。
ゴールドコーストは地方エリアとして登録されているのでビザも取りやすい。
もし、ゼロからオーストラリア移住を狙うとすれば、留学にいかざるを得ないと思います。その時にどのようなことを学べばよいのか?
それは、永住権につながるお仕事と関係する事です。オーストラリアでは職業ごとに永住権が申請できるモノ、出来ないモノと分けているので、永住権が取れる職業を選ぶべき。
そのリストは職業リストとも呼ばれていますね。
そういった情報を集めながら自分でオーストラリアに移住できるための可能性を探っていくことがまずは第一歩でしょう。
オーストラリアに移住したいと思う全ての人に幸運を。
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