パンデミック(COVID-19)で入国出来なかった方のビザ申請費用の返金または次回申請時の費用が無料に。
こんにちは、うめ太郎です!
さすが、移住先の国でいつもトップを争う国、オーストラリアですね。ただ、全てのビザが返金になるわけではない。
とりあえず、コロナ騒動の影響に合った人は確認してみると思わぬラッキーがあるかもしれません。
返金・次回無料の対象となるビザは
- 婚約者ビザ
- 就労ビザ
- ワーキングホリデービザ
- 訪問ビザ
- 季節労働者ビザ
の5つのビザが対象となっています。
オーストラリアは移民はビジネスということを強く意識しているためか、これから移住を目指そうとしている人たちのモチベーションを下げるような事をはあまりしない。
そのあたりは、「オーストラリアの凄さ」の記事でも書いていますが、一度ビザを取ったりすると法改正の影響が受けにくいような仕組みになっている。オーストラリアの経済はもう移民なしには成り立たなくなっているからですね。
厚い手当なんて高額なビザ費用から出ているとしか思えない。
まぁ、それは別の話ですが、オーストラリアの移民制度はこれから移住する人たちにとっても安心感を与えてくれる仕組みになっています。
返金や次回無料は
移民局からの情報が少なくて具体的な方法はわかっていません。また移民局も現在調節をしているところです。
ただ、情報源の文脈から察するに、おそらく何らかのメールが移民局から英文で対象者に送られていると思います。その中に、詳細が書かれている可能性があるので要チェックです。
Many visa holders – including temporary skilled workers – will be able to claim a refund on visa application charges (VAC) OR have fees waived on the next visa they apply for.
とあるので、返金の場合は自ら申請をしなければならない可能性があります。
移民局でも
you may be able to receive a VAC waiver
とあるので、次回の申請が無料になる場合は移民局から何らかの証明書が送られる可能性があります。
もしかすると、ビザステータスで何か記載があるかもしれません。VEVOでどういう形になるか載っているかもしれないので確認をオススメします。
ビザごとの返金や次回無料の詳細
婚約者ビザ(Prospective Marriage - S300)のケースでは「返金またはビザの延長」のオプションがあります。具体的には移民局が対応するらしく、もし延長になっている場合は移民局から通知が来るそう。返金のケースは、2月下旬にサービスが始まるようです。
訪問ビザの場合では、国境が閉鎖された2020年3月20日から12月末までに入国できなかった人に対しては次回の申請費用が無料となっています。次回の申請は2022年の12月31日までに行わなければならないとしています。
ワーキングホリデービザの方は、申請してから一度も使わずに入国出来なかった人に対しては次回の申請費用が無料になります。一度は入国し、出国して再入国できなかった人に対しては返金対応となります。ちなみに、入国できずにワーキングホリデービザの年齢制限が超えた人に対しては返金対象となるところもさすがオーストラリア。色々考えていますね。次回のビザ申請は2022年の末までに行わなければなりません。
就労ビザの方は、入国できなかった人に対して次回のビザ申請費用が無料になるように配慮されています。就労ですから、必ず入国するという考えのもと返金は必要無いということですね。
季節労働者ビザはビザの有効期限が終わってから返金されるようです。
対象外の人は返金できないの?
We do not usually refund the visa application charge, even if your visa application is refused or withdrawn
基本的には一度申請したビザの返金はできないのが移民局のスタンスです。特に、ビザが発行されなかったからという場合は絶対と言えるくらいに返金は不可能。
ただ、返金の道がなくもない。その大まかな条件としては考慮したほうが良い正当な理由がある場合ですね。
- 移民局側の料金表示が間違い
- 申請費用の2重支払い
- 支払わなくても良いものを支払った
- 移民局の都合でビザ申請が未完了
- ビザの結果が出る前に申請者が亡くなった
申請は紙ベースかオンラインベースでできるので、気になる方は「ビザの申請費用を返金する方法」を見てみてください。
その他、救済処置
これまでオーストラリア政府はコロナ関連で影響を受けた人にさまざまな支援をしてきました。
こういった対応を躊躇なく行えるのはオーストラリアの凄いところだと思います。
オーストラリアに移住したいと思う全ての人に幸運を。
Source:homeaffairs, abacus visaから