こんにちは、うめ太郎です。
バリスタからオーストラリアの永住権はまだ目指せます。
バリスタと言えばコーヒーを作る仕事。コーヒーが今まで嫌いだった人もオーストラリアに来てから好きになった人は多いのではないでしょうか。実はボクもその一人。
好きを仕事にして永住権が取れたら嬉しくありませんか?
今回は、バリスタで永住権を取る方法について考えていきます。
バリスタから永住権の可能性
永住権の可能性はあるにはありますが、かなり限定されていてバリスタ一本で永住権を狙うとなるとそれなりの覚悟が必要です。
オーストラリアではお仕事(バリスタ)から永住権を目指す場合、お仕事経験を外部の査定機関に依頼して認めてもらいます。
これをスキルアセスメント(技術査定)を行うと言います。
バリスタの職業はBarista/431112
オーストラリアのすべてのお仕事(職業)はANZSCOと呼ばれる英数字からなる番号で管理されていて、バリスタの場合は「431112」がANZSCOです。
ただ、自分がバリスタかどうか認めてもらうにはAQF Certificate II または IIIの資格が必要なのが現実です。
つまり、TAFEや大学に入学するわけです。
永住権が申請できる職業か
永住権が取れるかどうかはお仕事経験がバリスタとして認めてもらえることが大前提。それに加えて職業がオーストラリアで必要としていることも大事なポイントです。
これには政府が公開している職業リストにバリスタが載っている必要があり、
- 中・長期的に必要とされている職業リスト
- 地方で必要とされている職業リスト
- 州が不足していると認めた職業リスト
この3つのうちのどれかにバリスタが入っていないと永住権の道はありません。ただ、現在バリスタの職業は上のリストに載っていないんですね。
が、永住権への道がこれで無くなったわけではありません。そこは、当ブログ「おーすとらりあ移民局」の力の出しどころ。
実は、州よりも、もっと小さい地域レベルが提供している職業リストを使えば永住権を狙えます。それがDAMAと呼ばれるストリームを使った永住方法。
つまり、バリスタから永住権を目指すには
- 学校に行く
- バリスタとして就職
- お仕事経験を積む
- スキルアセスメント
- DAMA経由で就労ビザ
- DAMA経由で永住権
が唯一の道なわけです。
永住権はDAMAの方法を使って、就労ビザ(S482)を取り、3年働いてから申請できます。
バリスタ→永住権はノーザンテリトリ州
NT州の職業リストから抜粋 |
外部の記事(英文)でも記事にされていますが、バリスタの職業から永住権への道を提供してくれているのはノーザンテリトリ州だけです。
ノーザンテリトリ州が提供しているDAMAの職業リストにだけバリスタが載っています。
ちなみに、全職業リストは「Occupations included in the agreement」から確認できます。
上の画像をよく見ると、English concession may be availableとあります。これはビザ申請に必要な英語のスコアを少し下げる意味。
DAMAだと就労ビザのハードルも下がるので永住権が狙いやすいメリットもあるわけです。
また、バリスタから永住権になる方法について書いている別の英文の記事ですが、ここ数年で就労ビザから永住権への道がとっても難しくなりました。またコストもかなり掛かるようになっています。
そういう意味でもマニュアルワーク(手を動かす仕事)から永住権があるだけでもかなり恵まれていると見るべきでしょう。
バリスタの仕事をサクッと探す
永住権が欲しいから今すぐノーザンテリトリ州に行くのはナンセンス。非効率だしお金も掛かります。
今はネットの時代なのでできるだけ転職サービスを使って簡単に求人情報に応募して面接など脈が出てきたら動くのが賢明です。そういうリスク管理も永住権を目指す上では必要だと思います。
オススメはSeek
永住権を取ったボクもお世話になったのがSeek。求人情報では業界でNo1ですね。
Seekのページに行き、検索
Whatのところに「Barista」、Whereのところに「Northern Territory NT 」と入力して画面右側のSeekボタンを押せば求人一覧が表示されます。
* 上のリンクをクリックすれば求人一覧がいきなり表示されます。
早速「バリスタ」で調べてみると、74件も求人情報が出てきました。
後はひたすら応募するだけです。運が良ければ面接まで行けるでしょう。
さて、今日もまとめに入りますが、バリスタから永住権はNT州だけ。取るには学校でAQF Certificate II または IIIの資格を得た上でビザのスポンサーを探しましょう。
この記事がバリスタを愛する人に参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
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