こんにちは、うめ太郎(@o_sutoraria)です!
コロナウィルスが世界中をパニックにしていますが、オーストラリアの状況や入国・ビザへの状況はどうなのか?
状況が状況なだけに、ビザのキャンセルもあり得るので最新情報をまとめてみました。
ちなみに、移民局のページからでも最新のコロナウィルスとビザについての情報が提供されています。
- コロナウィルスと豪州への入国制限
- コロナウィルスと豪州の状況
- コロナウィルスによる滞在者への影響
- ビザへの影響
- ビザのキャンセル
- オーストラリアで感染者は急増中
- コロナウィルスかどうか不安な方は
- コロナウィルスでパニックにならないように
コロナウィルスと豪州への入国制限
オーストラリアはすべての国からの入国を拒否しています。政府の発表の中身を読み解いていくと、最短でも半年間にわたって入国制限が続くと思われます。
永住者、市民は入国制限の対象外
豪州の永住権・市民権を持っている人に限っては入国が許されます。
どの国も自国民の入国を拒否しません。また、永住権保持者は国籍のある母国に住居やない人もいるため、入国制限の対象外なんですね。
したがって、コロナウィルスがどれだけ猛威を奮っていたとしてもとりあえずオーストラリアへの入国は出来ます。
ただし、自宅待機は必要
They will be required to self-isolate at home for 14 days from the day they left China, Iran or the Republic of Korea.
ただし、入国後に自宅で待機する必要があります。これは法律で罰則規定があるため、必須ですね。
入国制限中は医療の診断を除き、すべての外出が禁止されています。つまり食料品の買い物すらできない状況なので、滞在先のホテル内で済ませるかほかのだれかに頼むしかありません。
生活上必要な、買い物などの外出はできますが、極力避けましょう。
コロナウィルスと豪州の状況
コロナウィルスの感染者(日別) |
一時期までコロナウィルスの感染者が前日比で20%増しが続いていました。ただ、3月24日以降は勢いが鈍化して、4月に入り7%以下になっています。
オーストラリアにおけるコロナウィルスのピークは越えて収束に向かっていると思いますが、まだまだ油断ができない状況なのは変わりありません。
コロナウィルスによる滞在者への影響
オーストラリアは非常事態宣言を発令しました。これによってオーストラリアのすべての州は独自にコロナウィルス対策が打ち出せるようになっています。
閉鎖されている施設やお店
- プレイグループ
- 飲食店(テイクアウト除く)
- 図書館
など、人が多く集まる場所は閉鎖されています。
州の閉鎖状況
一部の州では州が閉鎖されているため入境できません。ただし、
NSW州、VIC州、ACT州は閉鎖されていません。また、入州に当たり14日間の自己隔離も必要ないみたいです。
ビザへの影響
オーストラリアで働けるビザを持つ人に対して、年金(スーパーアニュエーション)の引き出しが可能になりました。
ワーキングホリデービザの方は、保健衛生,高齢者・障害者のケア,農業,食品加工,保育等で働いている人に限り、6か月の就労制限がなくなります。
また、ビザが6か月以内に切れる場合、延長ができるそうです!!
ビザのキャンセル
コロナウィルスからオーストラリア市民を守るために、中国・イラン・韓国への渡航歴がある人で、すでにテンポラリービザを持っている人に対してはビザのキャンセルされる場合があります。
もし、パートナーがそういった国籍である場合はビザがキャンセルされているかどうか確認できます。
visa.cancellations@homeaffairs.gov.au
に氏名、生年月日、パスポート番号を記入してビザがキャンセルされたかどうか確認してください。
外部リンク:Coronavirus (COVID-19) health alert
オーストラリアで感染者は急増中
下の図は、オーストラリアでコロナウィルスに感染している人の数を日にちごとにグラフにしています。
コロナウィルスの日別感染者数 |
これを見ると、3月8日以降に感染者数が急激に増えていることがわかります。
州別のコロナウィルス発生件数 |
上の画像は州別のコロナウィルス感染者数の推移。
ビクトリア州、クイーンズランド州、ニュー・サウス・ウェールズ州の3つの州が急激に感染者数を増やしていることがわかる。
この州に渡航予定の人は予防策を徹底しておくことをおすすめします。
ただ、3月24日以降は感染者数が減っており、現在はピークを過ぎたといえるでしょう。
コロナウィルスかどうか不安な方は
もし、自分がコロナウィルスに感染しているかもしれない、もしくはコロナウィルスについて些細なことでも心配がある方は、オーストラリアの保健省(Department of Health)が電話相談を受け付けています。
24時間、365日営業しているので電話して見るのもいいでしょう。
コロナウィルスでパニックにならないように
あくまで個人的な見解ですが、死亡している人のほとんどは70歳以上の高齢者である事を考えると、コロナウィルスでここまでパニックになるのはいささか行き過ぎだと考えています。
高齢者は普通の風邪であっても肺炎になり死亡する例が少なくない。
あくまで、感染しないようにマスクを付けたりすることは大事だと思いますが、パニックになると状況はもっと悪くなるので平静を保つようにしましょう。
コロナウィルスについての情報は入手次第アップしていきます。