現地に住んでる人しかわからない視点で、気をつけることを
こんにちは、うめ太郎です。
オーストラリアで生活するなら気をつけたほうがいい事はいくつかあります。
日本と勝手が違うので渡豪してからも同じような感覚で生活するとちょっと痛い目に合うかもしれません。
今回はこれからオーストラリアに初めて行く人が気をつけたほうが良いTipsについて考えていきます。
多文化主義=価値観の違いは当たり前
オーストラリアで短期の旅行や長期に関わらず、ここで生活するなら「多文化主義」というワードはあなどってはいけませんね。
結局、気をつけることというのは文化や価値観の違いが関連していることが多いです。
例えば、日本の場合は人口の9割以上が日本人なのでなんとなく相手の考えが分かる。(空気が読める)
これが、オーストラリアではむしろ日本人は少数派なので自分たちの「当たり前」が通用しないんですよね。
だからこそ、その違いからくる衝突を避けるために移民局で公開しているオーストラリアの価値観に載っているように文化の違いに寛容にしています。
価値観の違いを上手に受け止める方法
会話の基本スタンスは肯定する
オーストラリアで出会う人達はボクたちがこれまで当たり前だと思っていたことが全く通じない相手なわけで、そんな彼らの考えに寛容になるということは基本的に会話を肯定文にしていくとうまくいきます。
例えば、イタリア人が世界を作ったのはイエスだと言ったときに素直な感想が「それはないでしょ」であれば、「そうかも知れないね」に変える
否定形の文をどうにかして肯定文にするだけでやんわりと相手の考えや価値観を認めたような空気づくりができます。
こういったちょっとしたことに気に掛けると会話もスムーズになりますし、変なトラブルも避けることができます。
これだけは気をつけたいこと
オーストラリアで気をつける一般的なことは旅行達人さんが上手にまとめているのでそっちを読んでいただけるとわかりやすいと思います。
ここでは別の視点で心に留めておいたほうがいい事にフォーカスしていきます。
やっぱり移民する人やビザを狙う人に向けてのことですね。
景気が落ちているのでバラ色な生活とは言えなくなってきている
ワーホリする人や移住を目指す人がオーストラリアを選ぶ理由は賃金が高いから。確かにオーストラリアは世界でも一番最低賃金が高い国ですが、違法なお仕事もあります。
以前にパースの景気が落ちてきている記事を書きましたが、人件費を削減するためにあの手この手を使っているんですね。
政府主導でもペナルティ・レートを下げたりしているので、オーストラリアで働く旨味は減ってきています。
オーストラリアで今までのようにガッツリ稼げないことに注意したほうがいいですね。
口だけ社会なネガティブ面もある
ビザのスポンサーになってあげるとか、いい仕事を紹介してあげるとか甘い話もよく聞きますが、その時の会話のおつまみ程度としてあまり期待しないほうがいいですね。
オージーの方たちはお調子者な部分があるのでその時の気分を盛り上げてくれるムードメーカー的な良い面もあるのですが、それが逆手に出ると期待が外れてガッカリみたいなこともあります。
オージーは性悪説な話
性悪説というのは、人間の本性は「悪」であると捉える考え方です。その反対に性善説と言って人間の本質は「善」であると捉える考えもあります。
多文化なオーストラリアなので一概に決めるけることは出来ませんが、欧米の人種では性悪説だと言われています。同じルーツをもつオーストラリア人も性悪説であると思いますが、人は疑って掛かったほうが身を守るためには必要ではと思います。
日本は性善説な国民なので、相手の言うことを鵜呑みにしやすい弱さもあり、うっかり相手の話を信じてしまうと痛い目にあることもあります。
オーストラリアに住んでいる全員が性悪説の人とは限らないのですが、ダマサれないためにも心に留めておいたほうが良いですね。
オーストラリアの価値観を心に留めておこう
ビザの申請時に気づいた方もいるかもしれませんが、入国にはオーストラリアの価値観を同意しているはずです。
短期観光やワーホリビザの場合は「尊重する」にチェックを入れれば良いですが、就労ビザや永住権の申請時には必ずAustralian Valuesに同意しなければビザは下りません。
この価値観というのは、日本のものと似ているので注意することは特段ありませんが、あえて言うなら男女の境界線がかなりあいまいなこと。
オーストラリアでは男女という区切りはなくなっています。
実際、うちの会社にそういう人がいますが、
男性がトランスジェンダーして女性になった人がいるとします。彼女のパートナーも同じように元男性であっても普通です。
生物学的にはゲイですが、法的にはレズになってます。
ややっこしいですが、このあたりはオーストラリアの黒歴史とも関係しているのであまり深くは説明しませんが、あらゆる差を受け入れる気持ちを心に留めておきましょう。
生きたいように生きればいい
普段の生活で特に深く意識することはありません。ただ、ちょっと気をつけることがあるとすれば肌の色や民族、性別、個性で人を区切らない、差別しないということです。
好き勝手というわけではありませんが、それぞれが生きたいように生きていけるように違いは受け入れましょうということですね。
ありがとうございました。
次のページ > オーストラリア人の働き方を知ろう。【自分のために働く】
次のページ > オーストラリア人と上手に仕事を付き合うコツ【忘れるのが大事】