こんにちは、うめ太郎です。
オーストラリアの永住権を取るのに何年も何年も時間をかけました。
当然のごとくその年月には永住権の条件をパスするための準備も含まれるのですが、中には永住権が取れずに帰っていく人もいます。
仮に永住権が取れたとして何年くらいかかるのか、移住する前に知っておきたいですよね。
今回の記事はオーストラリアで永住権をこれから目指す人が、覚悟しておく年数について考えていきます。
永住権までは5年を覚悟しておく
早い人で3年、遅い人だと永住権を取るまでの年数が10年とかなり長くなったりします。
これまでいろいろな方のブログを読んできたので永住を目指す人たちどれくらいの年数をかけてオーストラリアの永住権までたどり着いたのか大体わかります。
ほとんどの方は4年から7年の間。ボクの場合もそれに入りますね。
ストレートに永住は難しい
できないこともないですが、移民法が頻繁に変わるので追いかけ合いになります。毎年法律がかわり、ハードルが上げられるので「後少しで掴める!」というところで逃してしまうんですね。
移民局はボクの状況を知っててハードル上げてるだろ。って思えるくらい絶妙なタイミングで条件が厳しくなります。
この問題がビザの取得年数を大幅に引き上げている原因です。
追いついても追いついても、その度にゴールポストを移動させられるのです。
留学するケースはさらに長い年数に
特に永住権のためにオーストラリアの学校に通うことから初める場合は2年〜4年がプラスされることになります。
このシナリオになると永住権まで7年くらい掛かるのではと思います。
ですね。もし永住まで早めの決着を目指すなら留学は最後の手段にするべき。
1年後には移民法は何かしらの形でかわります。良い方向に変わればいいですが、ハードルが上がる形になるとそれだけでプラス1年余計に掛かることも十分ありえます。
たとえば、数年前までは就労ビザをとり2年働けば永住権が申請できましたが2016年にIELTS6をパスすることが加わりました。
スコアを1上げるのに必要な勉強時間は120〜360時間くらい。1日、2時間勉強しても最長で半年も先延ばしになります。
勉強時間に費やす期間は、イコール、永住権までの期間を遠ざけます。
永住権を最短で狙うには仕事を探す
オーストラリア永住をショートカットで目指すなら仕事を見つけることが一番。または配偶者(パートナー)を見つけるのでもいいです。
会社やパートナーは永住権のビザになってもらえるのでビザ申請までの期間を短縮できるんですね。
また、パートナービザでも働けるので、お金を稼ぎながらオーストラリアの生活ができるとグンと夢が近くなりますね。
たとえ永住権まで長期戦になったとしても資金的に困ることはないです。
関連記事:永住権はスポンサー付きの方が取りやすい!
年数が掛かると年齢制限にマイナス
見落としがちな永住権の落とし穴に年齢制限があります。ほとんどのビザは申請時のタイミングで45歳未満でなくてはいけません。
永住権までの年数がかかれば掛かるほどこの年齢制限を超えてしまって制度上申請ができなくなることもある。できれば数年程度で永住権が取れるように計画をたて、自己管理していくことが重要です。
- 永住権の条件が厳しくなるかも
- 年齢制限が40歳までになるかも
などいろいろなことが考えられるので30歳後半から永住権を目指す人はこの年齢制限と真剣に向き合っていたほうがいいですね。
ただし!これには裏技があって、ある条件をクリアすることで年齢制限を回避できます。
それについては「永住権の申請には年齢制限が!回避する裏ワザも」で詳しく説明しています。
最後に、モチベーションの維持
オーストラリアに住むことはカンタンではありません。それなりの年月と初期の資金も必要になってきます。
ただ、いちばん大事なのは「永住権」への熱意。モチベーションとでも言うべきでしょうか。
他の国に住むわけですから永住は人生の事業だとも言えます。長い年月の間に家族のことや価値観の変化、いろいろなことが重なったときでもどれだけモチベーションを維持できるかが永住権を取れるかどうかのポイントでしょう。
このモチベーションさえしっかりしていれば、どれだけ長い期間が掛かっても最後には必ず永住権が取れるものです。
このあたりはやり抜く力と覚悟が必要になっていますね。
ありがとうございました。
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