こんにちは、うめ太郎です!
オーストラリアでワーホリから転職活動して永住しました。
英語ゼロで転職活動をしてみて分かったことは、仕事は決まる。自分でもびっくりでした。
最近はオーストラリアに移住や永住を考えている方も増えてきてオーストラリアで転職を目指す方も以前と比べて多くなりました。
今回は、オーストラリアでの転職活動を成功させるコツについて考えていきます。
それでは今日もアツく語り合いましょう!
- オーストラリアの転職事情
- マーケットがオープンになれば - オーストラリアのお仕事スタイル
- 転職しやすい職業
- 転職しやすい業界は - 転職成功への流れ
- 訪問ビザで就活
- ワーホリで就活
- 日本で就活 - 最後に、転職は質より量
オーストラリアの転職事情
オーストラリアの永住者や国民が生涯に転職する回数は平均で12回です。およそ3.3年に1回は転職します。
日本ほど、終身雇用や愛社精神がなく、個人主義な国民気質もあり、ちょっと条件がいい仕事が見つかるとすぐに転職するのがオーストラリア流の転職事情。
特に、オーストラリアの景気はこれまでずっと右肩上がりだったので転職するたびに給料が爆上がり。
転職=給料が上がる
ので、転職の回数が多ければ、それだけ仕事ができる証だとも受け取られ一種の社会的ステータスと言う人もいます。
マーケットがオープンになれば
LinkedInのようなキャリア用のSNSを使っていると、ヘッドハンティング会社や会社のHR(ヒューマン・リソース)部門の方から時々メッセージを頂くことがあります。
プロフィールと経歴書を見ました。我社で能力をフルに使いませんか?100K以上です!なんてメッセージをこれまで何度頂いたことか。ちなみに100Kというのは、10万ドルのことです。オーストラリアで全体的に景気が上がる雰囲気がでてくると、会社は先を見越して熟練労働者の引き抜き合戦を始めます。
そんな時の口癖は、「The market is hell opened」
採用が積極的になってるタイミングのことですね。
そうなると給料の良いオファーを貰った人から次々会社を辞めて、新しい会社に移動します。
オーストラリアのお仕事スタイル
今より高い給料のオファーが出るとすぐに辞めていく同僚たち。
いわゆるカネです。カネが欲しい。
それが色濃くでているのが働き方ですね。
いかに楽してお金を稼ぐのか。楽して仕事をするのか。そんなことばかり彼らは考えています。
この記事を書いている今日も、パースシティに行くためにバス停でバスを待っていると、目的のバスがなんと「Not service In」表記で素通りしたので結果的に、20分後にくる別のバスにのることになりました。
ちゃんと仕事しろよと、TransPerthに苦情を入れておきました。
こんな事はあくまで一例であって、自分の仕事量を減らすためにみなさん自分勝手なことばかりしているのです。
だからこそ、自分にとって都合の良いタイミングで辞めていくんですね。
転職しやすい職業
オーストラリアで働きたい期間が長い、短いに関わらず、働きやすい業界、仕事が見つかりやすい業界、転職しやすい業界があります。
一般的には
- レストランや飲食業界
- クリーニング業界
- スーパーなどの小売店
- 建設系の業界
は転職がしやすい業界。つまり仕事が見つかりやすく働きやすい業界ですね。
ただ、この記事を見ていらっしゃる方は少なからずオーストラリアに長期間、もしくは永住を視野に入れたい方がオーストラリアで職探しを考えていると思います。
そうすると、何らかの働けるビザが必要。上の仕事でビザを狙うのは非常に難しいです。
オーストラリアのビザ制度は基本的に労働者が不足しているお仕事や、経済成長に必要な職種に対して補完するように作られています。
仕事をする上で高度な知識や長い年月をかけて身につく技能や経験が必要の無いお仕事ではなかなかビザの発行条件を満たせないのです。
転職しやすい業界は
それなりに知識や経験が必要で労働者が不足しがちな業界が転職しやすい上記のことから、就労ビザも取れる、かつ転職もしやすい業界は
- 5年以上の実務経験がいる
- 資格やライセンスがいる
- 感性や芸術性が求められる
- 働く人が少ない地域
- 研究職など
このあたりだと考えています。具体的には職業リストに載っている職業ですね。IT業界であったり、デザイン業界、または日本語通訳などなど。
人口の少ない地方エリアだとそもそも労働者がいないのでどの職業でも転職しやすく、かつビザも取りやすいです。
関連記事:オーストラリアの田舎エリアに住むメリット。地方エリアには移住の魅力がいっぱい
転職成功への流れ
日本から海外に移住できるかどうかは、職業よりも転職のやり方によって成功の確率はかなり変ってきます。
実際に、オーストラリアで転職を成功させた人たちからのお話も交えつつ、ボクの経験も合わせて転職成功のコツを書いたのが下の3つの方法。
次のページ > そんなに!?訪問ビザで1年間オーストラリアを満喫!ロングステイだ
訪問ビザで就活
オーストラリアで直接就職活動をするのがこのやり方。特に30歳を超えた方がオーストラリアで転職活動するにはこのビザがぴったりです。
この場合のビザは観光ビザではなく、訪問ビザを使います。最大1年間もオーストラリアに滞在ができるので、その間に履歴書(レジュメ)を会社にできるだけ送りましょう。
面接の際は、ビザが必要なことを伝えてくださいね。
ワーホリで就活
30歳未満であれば絶対にオススメしたい方法。そしてボクがオーストラリアに永住した方法でもあります。
ワーキングホリデービザから就活するメリットは、ご自身のスキルを仕事を通して理解してもらいやすいところですね。
社長から、こいつは絶対に必要だ!と思われるとビザは手に入れたも同然です。
面接ではビザの申請ありきで雇ってほしいことを伝えてくださいね。
日本で就活
日本で働きながらオーストラリアの会社に転職する方法は一番リスクが低いやり方でもあります。
その反面、あなたを雇う側としては能力を判断しにくく、何らかのメリットがよほど無い限り採用をもらうのは難しいかと思います。
また、求職している他のライバルは会社に訪問し、会い、自分の能力をアピールしやすいのでそのあたりでも不利ですね。
転職の流れ的には、まずは日本から転職活動をしつつ、上のやり方を組み合わせるほうが良いと思います。
最後に、転職は質より量
転職がきまるかどうかは、「就活の量」が一番大事。
履歴書を送る数、履歴書の枚数、何に関しても量があれば圧倒的に有利です。
オーストラリアに住んでいる人はだいたい適当です。
履歴書なんて読みません。職務経験のキーポイントだけ読んで、あとは枚数で判断です。
履歴書を会社に送った後に、しつこいくらいにメッセージして下さい。英語なんて出来なくて大丈夫です。
それだけ熱意があると感じさせられればいいのです。
あるいみ、オーストラリアでの転職は日本よりカンタンだとも言えます。
圧倒的な「量」で転職の壁を打ち砕けます。
海外移住の第一歩、転職活動を頑張ってくださいね!
ありがとうございました。
次のページ > オーストラリアでビザのスポンサーが見つかりにくいのはナゼ?
次のページ > これで見つかるビザのスポンサー企業!自分をゴリゴリ押せ!