こんにちは、うめ太郎です!
海外移住に必要な英語をどう勉強するのか?それさえ分かれば移住なんて楽勝っ!
とりわけボクは海外移住先にオーストラリアを選んだので英語の勉強についてはそれを中心において書いていきます。
ただ、英語圏への移住をお考えの方であれば、海外移住で求められる英語力や勉強への視点は当てはまると思います。
ということで、今回の記事は海外移住に必要な英語力と勉強法について考えていきます。
それでは今日もアツく語り合いましょう!
- 海外移住に必要な英語力は?
- 短期の海外移住に必要な英語力
- 長期の海外移住に必要な英語力
- 海外に永住するのに必要な英語力 - 無料で使える英語の勉強
- キホンをつける英語勉強方法
- もう少し英語の文法を学ぶなら
- 英語のメッセンジャーで勉強する
- リスニング力を鍛える勉強法
- 語学学校の先生が提供する英語の授業
- スピーキングを重視するべき - 海外移住が先か英語が先か
- 海外に1年移住すると伸びる英語力 - 最後に、英語は学ぶより慣れろ
海外移住に必要な英語力は?
英語を母国語とする海外に移住するときに必要な英語力は一概に「これ!」と言えません。
なぜなら、海外移住を数ヶ月にするのか、数年にするのか、または永住するのかによって望ましい英語力が変ってくるからです。
同じように、英語の勉強方法もそれに合わせて変えていかなくてはなりません。
ここでは実際に海外 (オーストラリア)に移住したボクが永住権を申請するまでに感じた、リアルに求められる英語力を目的ごとに説明していきます。
短期の海外移住に必要な英語力
数ヶ月から最大でも半年程度の期間で海外に移住するのに必要な英語力はなし!
旅行で使う英語のガイドブックを片手にお出かけする程度で十分。今だと英語の翻訳アプリでもいい。英語が話せなくてもまったく問題ありません。
とりわけ英語圏の国はたくさんの民族がその国で生活しているケースが多く、発音の訛りに対しても理解してくれやすい。
ネイティブ英語の人たちにとっては、ジャパニーズ英語で話しても結構通じます。
したがって短期の海外移住では英語の勉をはまったくする必要がありませんね。
長期の海外移住に必要な英語力
英語の勉強が必要になってくるのは半年から数年にわたって海外移住するケース。
中・長期間の滞在は病気のリスクや思わぬトラブルに巻き込まれることも経験します。したがってある程度、自分の意志を伝えられるくらいの能力が必要ですね。
だいたいどれくらいの英語力が必要なのかというと、
- 英検、凖2級から2級
- TOEIC、400点から500点
- IELTS、4〜4.5
くらいが必要になってくるのではないかと。
ボクが海外移住した時のスコアは英検3級、IELTSではOverall (平均)で4でした。その時は話が通じない、理解できないことだらけでしたが、大枠で理解し、英語で伝えられるギリギリのライン。
例えば銀行のカードをなくした時の対応や、家を借りる時のルールが書かれた契約書を読み、質問するといったことを何とか対処できるレベルです。
長期移住のビザ条件もこのあたり
とりわけ、数年の生活を海外でするとなると働く必要があります。そのためには就労ビザやビジネスビザが必要。そしてもちろん英語力も。
海外移住先の国で就労ビザ(ビジネスビザ)を取るには英語力の証明が必要です。
その英語力のスコアも英検でいうと凖2級から2級の間を最低ラインとしている国が多くあります。ニュージランドやオーストラリア、カナダがそうですね。
別の見方をすると、最低限それくらいの英語スコアがないと生活や仕事をこなせないんですね。
そして、このレベルから英語の勉強が必要となってきます。
海外に永住するのに必要な英語力
海外移住から永住を目指すとなると、その国で求められる英語力は格段にアップします。
求められる英語力は
- 英検:凖1級以上
- TOEIC:720点以上
- IELTS:6以上
が相場です。
ここまで英語力が上がると、英語で書かれた小難しい契約書を読んでも8割くらい理解できる力をもっています。普段の生活でほとんど困ることはないでしょう。
世界的には移民に対してあまり良くない流れになっているので海外移住する場合はさらに高いスコアを求められると考えたほうがいいでしょう。
この英語力に到達するには相当の勉強が必要です。
無料で使える英語の勉強
海外に住む期間が半年を超える場合は英語の勉強が必要になってきます。
ただ、インターネットを使えばお金をかけずに効率的に勉強でるのが今の時代。英会話を学べる駅前留学なんて割高です。
数年程度の海外移住であれば勉強の期間は数ヶ月で十分。永住するなら人によって半年程度、英語を集中して勉強する必要があるかもしれません。
ボクが永住するのに必要な英語のスコア、IELTS6を取るのに使った方法も紹介します。
キホンをつける英語勉強方法
英語を日本語で勉強したい方にとって、ベストなスタートを切れるのが「英語喫茶」というサイトです。
見た目は古いですが、毎日15分程度の勉強を数ヶ月続けると移住するまでに知っておきたい「使える英語」を身につけられます。
通勤や通学中のちょっとした隙間時間を使って英語を勉強できるように作られているので続けやすい。
ボクは海外移住前に英語喫茶を使って英語のキホンを勉強していました。
もう少し英語の文法を学ぶなら
英語喫茶を使って日本語で英語を学んだ後は、今度はもう一歩進んで英語で英語の文法を学ぶのもオススメ。
Grammer ByteやEnglishSentence.comは英語の文法が学べるオススメの勉強場所です。
英語のページを読むのはとても苦労しますが日に日に読むスピードが上がってきます。
リーディング力が付くと、文法や言い方が頭に刷り込まれていき、ライティング力やスピーキング力も高くなります。また、英語の文章に対する抵抗力も付くので海外移住した時の生活が楽に感じるメリットもあり。
このサイトは短い説明文でわかりやすい言葉を使って説明しています。英語で書かれている文章の中では理解しやすい方でしょう。
しかもこのサイトの良いところはマニアックな英文法も勉強できるところ。カユイところにも手が届きます。
英語のメッセンジャーで勉強する
海外移住で使える英語文法を学んだ後は、英会話の準備運動をメッセンジャー風のスタイルで練習しましょう。
その中でもInterPalsというサイトは英語圏の友達をかんたんに探せます。
このサイトを使えば、英会話をチャット形式で学べます。しかも文章が口語調になるので会話の雰囲気や内容は対面で話すように実際の英会話に近い。
自然な英語を学べます。
ボクの場合は海外移住する6カ月前からオーストラリア在住の方と英語で会話をしながら時にはSkypeを使って対面で勉強していました。
英語の勉強と言っても楽しみながらできるのがいいですね。
その方とはオーストラリアに着いた後に何回も遊びに行く仲に。そのおかげでリスニング力とスピーキング力が一気に伸びました。
リスニング力を鍛える勉強法
1-language.comでは本格的にリスニングを鍛えられるとっておきの英語勉強サイトです。
勉強のやり方は音声を聞いて、クイズに答えるだけ。
この勉強サイトで話している英語のスピードは実際の英会話スピードに近いためとてもためになります。
語学学校の先生が提供する英語の授業
文法とリスニングの両方が勉強できるサイトもあります。Engvidはカナダの語学学校で実際に働く講師が授業を動画に配信しているので、無料で本格的に英語を勉強できます。
これなら効率的に英語を勉強できますね。
とくに良いところは、ライティング方法、IELTS、TOEIC対策など幅広いジャンルがカバーされているのでほぼ全ての人のニーズに合う英語の情報と勉強のコツが網羅されています。
ボクもこの勉強サイトに何度もお世話になりました。お墨付きです。
スピーキングを重視するべき
これまでは英語の知識を増やすことに勉強の焦点を当ててきました。しかし、海外移住まで時間がなければ実用的なスピーキング力を学ぶほうが「使える英語」としてはアリです。
スピーキング力とは自分の考えを英語で伝える力や能力のこと。
海外で生活するには自分の意志をハッキリと示すことが重要です。黒い話ですが、自分の意志や意見を離せない人は知らない間に悪者にされる風潮も英語圏にあります。
上手な説明で自分の問題を人のせいにするんですね、、
このあたりはボクが海外移住した後悔の一つでもあります。
とりわけ、オーストラリアに移住して後悔したことは「ちょっと後悔!オーストラリアに移住して感じた心配事や不満。」で詳しく説明しています。
英語が話せないというだけで状況説明が上手にできず、勘違いを生み。悪者になっているのはとっても損をします。
会社で不利な立場になるかも知れません。
さらに、海外移住先で中・長期、そして永住権を目指すとなるとビザのスポンサーが必要。ある程度自分の能力を会社の人たちに見せつけることも必要です。
スピーキング力を飛躍的に伸ばす方法については「簡単!独学4ヶ月でIELTSのスコア0.5〜1ポイント上がる勉強法!PTEにも!」で詳しく説明しています。
海外移住が先か英語が先か
英語力をつけてから海外移住をするか、それとも海外移住を先にするかは悩みどころ。
経験から言って、日本で英語をある程度勉強してから海外に行くより、なるべく早く海外に行くことをオススメします。
というのは、1年も海外移住に住むと英語を勉強していなくてもある程度までは上がるんですね。
海外に1年移住すると伸びる英語力
上の画像はボクの海外移住先、オーストラリアに4年住める就労ビザの取得に必要な英語をパスした証拠のスコア画像です。
それぞれでスコアは5を超え、Overall (平均)は5.5に。IELTSのスコアをTOEICに換算すると605点〜780点のどこかに入ります。
英語を母国語とする国で10カ月ほど働いただけで英検3級から2級まで上がる証拠です。
そう考えると、英語力を高めるための勉強を日本で永遠とするより、いっそ海外に移住したほうが英語の上達は早いと思います。
最後に、英語は学ぶより慣れろ
実生活に必要な英語の訓練は筋トレです。スピーキング力は口、リスニング力は耳のトレーニング。
できるだけ多くの人と会い、話すことは一番の英語訓練方法です。
海外移住に必要な英語を勉強は、「頭でっかちな勉強」より、慣れ。小さい子供が自転車に乗れるようになるには何度もコケては練習し、そして最後は使えるようになります。
それと同じように、英語もひたすら使う。時には大きな誤解を生んで恥ずかしくなるかもしれませんが、これがもっとも効率的に英語を勉強できる方法です。
憧れの海外移住に英語は話せなくてOK。七転び八起きです。
転んでも、転んでもまた立ち上がり前を向いて歩き続けることに英語勉強の深みが増すのです。
ありがとうございました。
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