【オーストラリア】永住権はスポンサー付きの方が取りやすい!

こんにちは、うめ太郎です!

オーストラリアの永住権が欲しければスポンサーを見つける。これが永住のヒケツですね!

そんなボクもスポンサーを見つけてオーストラリアの永住権を申請した一人です。

永住権のスポンサーと聞くと、なんだかめちゃくちゃハードルが高そうなイメージですがそんなことはありません。

オーストラリアに永住した多くの人がこのスポンサー経由で移民しています。

そこで今回は、オーストラリアの永住権とスポンサーについて深く考えていきます。

それでは今日もアツく語り合いましょう!

永住権のスポンサーって?

スポンサーとはビザをサポートしてくれる人や組織です。分かりやすく言うと、家族や会社ですね。

永住権の申請にはスポンサーが必要なものと、必要のないタイプがあります。

スポンサービザとも呼ばれる

スポンサーが必要な永住権は、まとめてスポンサービザやスポンサー系ビザとも呼ばれています。

この「スポンサーのあり・なし」は永住権を考える時にかなり重要。というのは永住ビザの難易度に関わってくるからです。

永住権はスポンサー経由が近道

スポンサーありの永住権は申請の条件が、スポンサーありと比べて一回り低い

どれくらい永住ビザが申請しやすくなるかというと、

  • 職歴が未経験から永住権が目指せる。
  • IELTSに必要なスコアが8から7になる。

など、スポンサーが必要なビザは永住権の難易度が低いので取りやすいわけです。

また、一部の永住権はスポンサーがある場合しか申請できないビザもあるので、オーストラリアで永住を目指すなら、スポンサー経由をかなり意識して動いたほういいですね。

スポンサーシップの審査

だれでもビザのスポンサーになれるわけではなく、スポンサーシップに合格した人や会社 (組織)だけがなれます。

そのため、ビザのスポンサーになるにはまずスポンサーシップの申請をします。

スポンサーシップも大きく分けて4つあり、お仕事系の就労ビザに必要な、

  • Standard Business Sponsorship

わずか5日でビザが下りる

  • Accredited Sponsor

短期のお仕事ビザに必要な

  • Temporary activities sponsor

そして、それ以外の特に名前が決められていない

  • ただのスポンサーシップ

の4つです。それぞれ申請のフォームが変ってきます。また、申請は自分ではなくスポンサーになる方がします。

スポンサーシップについては「ビジネスビザの要!スポンサーとして認定された会社だけがビザをサポートできる」で詳しく説明しています。

スポンサーが必要な永住権

永住権の申請の中には必ずスポンサーがいるビザもあります。

スポンサービザとも呼ばれていて下の4つが当てはまります。

上の一覧をクリックするとそれぞれの永住権についての記事に飛びます。

永住権申請までの流れ

お仕事系ビザのS187、S186は3つの段階を踏んでやっと永住権が発行されます。

まずは、スポンサーシップの申請。これは前に説明した通りのことで、主にビザのスポンサーとなる人や会社が相応しいかどうかをチェックします。

それが終わると次に、お仕事のノミネーション申請をします。いわゆるボクにビザのスポンサーになりたいと移民局に申請をするわけです。

そして、上2つのスポンサーシップとノミネーションをクリアするとやっと永住権のビザを申請できるわけです。

永住権を取るのって結構大変なんですね。

スポンサーに頼らない永住権

永住権の中には誰にも頼らないで申請できるビザがあります。自分だけで申請するビザですね。

その中でもボクのような並の人間が目指せる永住権にポイント制の永住ビザがあります。(S189)

この永住権は自分の年齢、学歴、職歴、英語力をポイント換算して65点に到達すると申請できます。

ポイント制の永住権は「オーストラリア、ポイント制の永住権で知るべき事。2019年版」で詳しく説明しています。

スポンサーの見つけ方

永住権の最短コースはいかに早くスポンサーを見つけるか。

スポンサーといってもお仕事系だと就職先を見つけること。パートナービザであれば彼氏・彼女を見つけることになります。

また、州政府からのスポンサーありきの永住権の場合は、スキルセレクトを使って自分の経歴を文書にしたものをEOIとして提出します。

それぞれについてこれから説明します。

お仕事系のスポンサー

スポンサー探しは数で勝負。できるだけたくさんの履歴書をSeekやGumtreeを使って会社に送ります。

お仕事の経歴書はなるべくたくさん書いて下さい。

詳しくは「オーストラリアで就職するために参考にしたいレジュメ。サンプルもあり」に書いています。

次のページ > これで見つかるビザのスポンサー企業!自分をゴリゴリ押せ!

パートナービザのスポンサー探し

とにかく出かけること。これしかありません。

これまでパートナービザを取った人の話を聞いてみると、アクティビティ系に積極的に参加して、将来のスポンサーと出会える機会を作っていたようです。

バスケや野球、サッカー、テニスをプレイしたり、観戦したりですね。

出会いがありそうな匂いがするところに積極的に参加しましょう。

ボクの男友達はナイトクラブで知り合った方とパートナービザを申請し、永住していましたね。

うらやましい!

次のページ > オーストラリアのナイトクラブでパートナーを見つけられるのか

政府からのスポンサー

州政府からのスポンサーありきで申請するタイプの永住権は、スポンサーを探すというよりは、逆に探されます。

簡単に説明すると、ポイント制の永住権では自分の経歴書をスキルセレクトというウェブサイトにアップロードします。

州政府の担当者はアップロードされた経歴書からポイントが高い順にビザの招待をするわけです。

*ただ、実際はシステムで自動化されています。

ポイント制の永住権はスキルセレクトとEOIをまず理解することが大事です。それについては「ポイント制のビザを目指すならスキルセレクトとEOIから知ろう」で詳しく説明しています。

永住権のスポンサーは言い方次第

永住権の中でもパートナービザとお仕事系ビザは人間がスポンサーになります。

だからこそ、言い方次第で「こと」が良くも悪くも運びます。

お相手がいるパートナーの場合はお二人の関係がスポンサーになってくれるかどうかの肝。

ただし、焦ってはいけません。相手に考える時間を与えること、ビザ目当てではない事をしっかりと分かってもらえるように言い方を考えましょう。

お仕事系ビザの場合では、仕事で上司といい関係を築きましょう。ときには社畜になる必要もあるかも知れません。小さな町の小さな会社では売上が少なく、ブラックな会社もあるかも知れないからです。

次のページ > 伝え方!永住権のスポンサーをお願いする方法。僕が気を付けた事

自分で永住権のスポンサーに

それって合法なのぉ?っていうやり方で自分が自分の永住権のスポンサーになれます。

やり方は、

  • オーストラリアに会社を作る
  • その会社が自分のスポンサーとなる

つまり、オーストラリアで起業した会社で役職 (ポジション)を自分に与えるわけです。

このやり方でオーストラリアに永住した方もそれなりにいらっしゃるようですね。なかなかおもしろいやり方だと思います。

詳しくは「オーストラリアで会社を立ち上げ、自分にスポンサーをして就労ビザを手に入れる」で記事にしています。

最後に、永住権は計画で決まる

今回はオーストラリアの永住権とスポンサーの関わり、そしてそれぞれの永住ビザについて書いていきました。

スポンサーありきのビザを取ってしまえば、永住は手の届く範囲にいます。ただ、永住に必要なのは計画をどこまで作り込めるのか。

オーストラリアに永住する方法は一つだけではありません。何通りもの方法があります。

永住権の種類や申請条件を知り、そして自分に合うビザを選ぶ。そうやって何個か永住までの方法を考えておくことが大事です。

結局の所、どれだけ準備をしたのかによって、準備の量でオーストラリアに永住できるかどうかが決まるのです。

ありがとうございました。

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