こんにちは、うめ太郎です!
オーストラリアで永住権を目指すなら、年齢制限にはご注意を!
永住権のビザにも申請条件に年齢制限があります。オーストラリアで永住権が取りにくいと言われているのはこの年齢制限も原因の一つ。
そこで今回は、オーストラリアの永住権とそれぞれの年齢制限、そして裏ワザなどについて考えていきます。
それでは今日もアツく語り合いましょう!
- 永住権の申請には年齢制限がある
- 永住権ごとの年齢制限
- 永住のやり方で年齢制限をナシに
- RSMSやENSで永住権を申請する
- パートナービザの永住権 - オーストラリアに行く年齢は?
- 最後に、年齢制限はさらに低く
永住権の申請には年齢制限がある
オーストラリアに永住するビザを申請する条件はたくさんありますが、そのなかでも年齢制限が少しづつ引き下げられるようになってきました。
これまでの年齢制限は50歳未満。しかし2018年から45歳未満に引き下げられることに。
この理由を掘り下げていくと、オーストラリア国民の移民に対するネガティブ感があるのは当然として、景気の後退と将来の医療費が影響していると考えています。
景気が悪い → 税収減 → メディケアの予算が足らない → 50歳をすぎると病気になりやすいファクトではないでしょうか。
年齢制限を下げることで、少しでも若くて病気になりにくい労働者が集まるわけです。
永住権ごとの年齢制限
永住権のビザごとに年齢制限は変ってきます。ただ、大きな枠として言えることは
永住権の申請時に45歳未満であることこれがキホンです。
具体的に関係のある永住権は
の5つのビザです。リンクすると永住権の詳細ページに移動します。
その他の永住権でも起業して手に入れるもの、何億ものお金を投資することで得られるビザもありますが、ボクたち一般人の移民希望者が狙えるレンジの永住権は上の5つですね。
ただ、裏ワザを使えば、年齢制限なしでオーストラリア永住への切符を手に入れることも可能。もちろん合法です。
永住のやり方で年齢制限をナシに
オーストラリアに永住する方法はたくさんあります。断言できますが、永住したいと思う人が、方向性を間違えずにそれなりに頑張れば 永住権はほぼ100%取れます。
この年齢制限の問題でさえ、回避する方法があります。
RSMSやENSで永住権を申請する
RSMSは田舎向け、ENSは都市部向けの永住権です。どちらも就職して3年働いた後に申請できます。
永住権までの流れは
- S482 → RSMS/ENS
ですね。この方法を使い、年齢制限をナシにするには3つの方法があります。
高給取り
年収がAUD $148,700以上のハイ・インカム区分に入る方は永住権の年齢制限はナシです。
無理ゲー?ではありません。
ボクが住んでいる西オーストラリア州、パースの平均年収はAUD $90,496。鉱山採掘 (マイニング)のお仕事だと平均年収はAUD $137,660なので普通の人でも年齢制限を回避できる十分な可能性があります。
この方法で永住権を狙うには就労ビザ (ビジネスビザ)から永住ビザの流れです。
詳しくは「オーストラリアで働くために必要な就労ビザの取り方教えます。【難易度は中】」で説明しています。
田舎で医者になる
永住権の年齢制限を回避するもう一つの手は、人口の少ない地域で医者として最低3年間にわたり働くことです。
医者になるには英語力、そして大学に通う必要もあるかもしれません。
この方法で永住権を狙う方法は上の説明と同じように、就労ビザ (ビジネスビザ)を経由して永住ビザを申請します。
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教育機関や政府機関で働く
他にも、下の職業に就くことで何歳でも永住権を申請できます。
- 大学の教授になる
- サイエンティスト、リサーチャー、技術スペシャリストとして政府の研究機関で働く
オーストラリアにとって年齢制限を解除するには、それなりに国に貢献できる人でなければならないということでしょう。
DAMAのある都市に移住
DAMAはDesignated Area Migration Agreementsの略語です。田舎の行政が国と特別なルールを取り交わすことで、地域に特化した移民法を作れるようにしたのがこのDAMA。
分かりやすく言うと、
市区町村が独自の移民法を作れる。ということです。このDAMAでは永住権の申請に年齢制限が無くなります。さらに地域によってはシェフやアコモデーションなどで働く人でも永住権を狙えるようになりました。
オーストラリアで一番永住権が取りやすいDAMAビザについては「ゼロからのオーストラリア移住はDAMAが一番狙いやすい」で詳しく説明しています。
パートナービザの永住権
パートナービザとは配偶者ビザのこと。1年以上の同棲経験があれば事実婚として、パートナービザ永住権を申請できます。
結婚することで申請ができる永住権なので年齢制限はありません。
ただし、そのお相手を見つけることが大変です。永住権を申請する際には正真正銘の関係であることを証明しなければなりません。
違法な結婚をすると永住権が申請できないどころか強制退去の対象となります。
オーストラリアに行く年齢は?
永住権を目指すとき、オーストラリアに行く時期はベストなタイミングを選ぶべき。
というのも、オーストラリアに入国する際はほぼ全てのケースでビザが必要です。
年齢制限を回避する方法を使い永住権を申請する予定でも、永住権を申請する際には健康診断の受診が必要です。年齢が高くなるほど健康を示す血圧などのボロメータは落ちてくるので何が引っかかるかわかりません。
なるべく早く移住し、永住権を目指すことがリスク管理になります。
最後に、年齢制限はさらに低く
今後、永住権の申請に必要な年齢制限はさらに低くなることが考えられます。
オーストラリアの移民政策はどれだけオーストラリアに貢献したのか、またはできるのか、を中心に設計されています。
年齢が高いということは、それだけ、永住権を発行した後に掛かる医療や年金と、移住した人がオーストラリアに貢献する金額のバランスが悪くなります。
政府の出費が増えるということですね。
したがって、ボクは最終的に年齢制限は40歳、38歳ごろまで下がるのではないかと考えています。
今の永住権の年齢制限を基準に永住のプランを立てるのではなく、一歩先を読んだ行動が永住への勝敗をわけるのです。
ありがとうございました。
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