オーストラリアに移住すると決めたら「大変さ」は覚悟。ボクの体験談

こんにちは、うめ太郎です!

オーストラリアに移住する大変さに比べたら日本の社畜なんてチョロいもんですよ!

異国の地に移住するということはすべてをゼロからスタートするということです。

ボクは日本からオーストラリアに移住しましたが、そこに行き着くまで、行き着いたあとも永住権の申請まで相当な大変さを味わいました。

安定した移住というのは1年、2年で成し遂げられるものじゃないので時間も掛かるしモチベーションの維持が大変。

そこで、今回はオーストラリアの移住をする前、した後に感じた大変さについて考えていきます。

移住するまでの大変さ

海外移住って何がキッカケで決意するのかは人それぞれですが、移住を決意してからオーストラリアで生活が始めるまでにいろいろと苦労は経験します。

準備の準備やプライベートでの修羅場など大変さはまぁ人の数だけあるでしょう。

ボクのように準備に時間を掛けるタイプの人は移住を計画通りに進められない焦りや、その間に家族の病気などいろいろと苦労しました。

ボクが海外移住を決意したきっかけは大震災。当時お付き合いしていた方が外国人だったので地震を経験したことがなく、日本を出たいととのこと。

パートナーの夢を自分の夢に重ねて頑張っていたのですが、彼女とうまくいかなかったんですよね。

彼はボクを捨てて知らない間にベルギーに移住していました。まぁそんなことはどうでもいいので次に行きます。

パートナーとのズレ

外国人だった彼女はなかなか気が強く、振り回される振り回される。

彼女が移住したいと言ったのに、なぜか彼女のことで苦労するわけです。

簡単にボクのことをお話するとオーストラリアの移住を確実にするために下の3つのことを話し合い進めることにしました。

  • 貯金
  • 大学の卒業
  • キャリアアップ

ただ、その時の気分で考えをコロコロと変えるので何も進まない。

関係がギクシャクするのもこの頃からでしたが、彼女との関係、彼女の夢を自分の夢に重ねて前に勧めているのに疲れる。

移住を進めるための調節がとても大変でした。

ボクの場合は海外移住に家族が応援してくれたのでまだマシな方でしたが、そうでない人はさらにスムーズに移住計画が進まないでしょう。

そこで、移住の障壁になりそうな家族や友達に対しては1年以上まえから言っておくのが良いと思います。

ボクの場合は2年前から勤務先と家族に少しづつオーストラリア移住への可能性をさりげに伝えていたので退職もスムーズ、家族の反対もありませんでした。

モチベーションの維持が大変

生活の拠点をオーストラリアに移すための準備はもちろん大変ですが、渡豪するまでにモチベーションが下がってくるのでどう維持するのかが肝心。

というのも移住となると永住権や長期の就労ビザでの滞在になります。1年、2年で取れる人は稀。

特に永住権を取るまでに掛かる年数は最低5年程度を見ていたほうがいいです。

その間のモチベーション維持が欠かせません。

このモチベーションがさがると、準備への気合も入らなくなるので計画通りに進まないわけです。

ポイントは移住の計画をしっかり立てること。それによって数カ月先、1年先の自分の未来像がはっきりと描けるようになるのでモチベーションが維持しやすい。

関連記事:オーストラリアに永住できる秘訣は計画。計画で成功の8割が決まる

考えすぎないこと

モチベーションの維持や移住の計画を立てるポイントは、考えすぎないこと。

あまり神経質に物事を考えすぎると鬱になります。適度に気分転換しながら、時には図書館や喫茶店など普段とは違う環境で気分を切り替えるのも精神衛生上、良いことです。

そういうのもモチベーション維持に繋がりますね。

ボクの場合は日本で毎日11時間働きながらの生活だったので平日は仕事に集中、そして土日に図書館で集中して調べていました。

また近くの川沿いをのんびり歩いて気分転換もしていました。そうすると、これまでの大変さもとっても楽になりましたね。

仕事と夢との両立の大変さ

仕事なんて、オーストラリアに移住する前に辞めるだけ〜!ではありません。

移住となると必ず永住権を見据えた計画が必要です。そのためには会社で何をしたのか?職務内容をどれだけ濃くできるかがポイントになってきます。

この職務経験を豊かにしていくコントロールも大変な作業の一つです。

移住の方法はビジネスビザであれ、永住権であれ、お仕事経験を証明するために技術査定を通して証明します。それがパスするかどうかは日本でどのような仕事をしていて、どのようなスキルがあるのかがわかる職務経歴書が必要。

職務経歴書は在籍していた会社からいただきます。元上司にサインをもらう必要があるので日頃から仕事で結果を出すのも大事

ボクはそのサインを二つ返事でもらえるように普段から仕事を必死にこなしました。また、これまでの会社の上司に連絡をとり飲みに行くなど前準備もしていました。

会いたくもない人、やりたくない仕事をするのは精神的に大変な辛さがあります。

ただ、それも移住という夢の為だと思えばがんばれました。

がんばれば応援してくれるが現れる

夢の移住を現実にするためにひたすら前に進む日々。ネットで調べてYahoo知恵袋で質問をして、そして「現実は甘くない」と叩かれる。そんな毎日を過ごすのは辛いです。

そんな逆風のような状況でも移住したい気持ちはボクを支えてくれました。そんなときに、いやそんなときだからこそボクを応援してくれる人が現れたのです。

その方はAさんといって、質問サイトでボクが叩かれている中、唯一味方になった応援の回答をいただけた人でした。

そして、その4年後にボクはその方の紹介で同じ会社に入社し、永住権まで取れることに。

断言できます。頑張っているあなたを見てくれる人は必ずいます。

大変な状況にその人はきっと手を差し伸べてくれる。そう思うんですね。科学的でないと言われるとそれまでですが、これはボクの実体験です。

だからこそ、大変なときでも夢に向かって諦めずに進んでください。
努力する人にチャンスは訪れる。まさにこういうことかと思いました。

移住はすべてをゼロにする

オーストラリアに着いたら移住は半分達成したようなもの。ではありません。むしろこれから始まるわけです。

オーストラリアに着いてからの大変さは、すべてをゼロから築き上げること。これにつきます。

ある意味人生の再スタートなのですべてを一人で築いていかなければなりません。家、生活の手続きや、異国の地の文化の違いを吸収するなど。

初めはその変化を楽しんでいる自分がいます。しかし3年も住めば価値観の違いがストレスに感じることもあり、自分がこれまで信じていた価値観と、オーストラリアの中でのあるべき論の間で自分はどのようなポジションにいればいいのか悩みました。

あるいみ、自分という人間性もゼロからスタートするのです。そういう意味では生まれたての赤ちゃんが外の環境(世界)に自分を合わせていくようなものに近い。ただ大人なのでこれまで身についた「自分」を変えるのにはかなりの努力が必要です。

遊ぶだけならここまで悩みませんが、移住となるとビザの事や仕事でポジションなどいろいろなことを考えなければなりません。自分を変える大変さを味わいました。

移住を維持し続ける大変さ

オーストラリアに移住し続けるにはビザの問題がいつもつきまといます。移民法は毎年のようにハードルが高くなる形で変わるので、法改正が早いか、条件達成のほうが早いかのいたちごっこです。

したがって移住を維持し続けるために費やする労力は計り知れないくらい大変です。英語力は年々ますます高いスコアを求められます。年齢制限も下げられていきます。

そんな中でオーストラリアで「移住を継続する」ための大変さもあります。

その追っかけっ子の中で、もうムリだと脱落(帰国)していく人が後をたたないのです。

頑固で行くべし

オーストラリアに移住したいですか?それなら頑固になってください。

石にかじりついてでも移住するくらいの根性と忍耐力が必要です。

まったく文化圏が違う国に移住(永住)するということは、ある意味、夢の思いと現実の根比べ。

自分の考えを曲げないことが大切です。

最後に、大変を大変だと思わない

これまでオーストラリアに移住する間に感じる大変さを説明していきました。

移住は大変です。楽ではありません。ただ、ボクは「絶対に譲れない夢だからこそ大変な日々でも今日までやってこれた」と思っています。

だからこそ、永住権も申請ができたはずです。

これからオーストラリアに移住したい人にアドバイスをしたいことは、移住にかける熱意をどれだけキープできるかどうかが、大変さを克服できるキーだと思っています。

自分のやりたいこと、追いかけたいこと、それが真剣であれば大変さはそれほど感じません。

移住は大変です。しかし、大変さを喜びに変え、モチベーションを維持できる力を持つのが「移住したいと思う気持ち」なのです。

オーストラリアに移住したい人に幸運を。

ありがとうございました。

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