こんにちわ、うめ太郎です!
家族を犠牲にしてでもオーストラリアへの移住を達成するのがオトコの宿命。いや、どうなんでしょ?
家族 (家庭)を持ったあとにオーストラリア移住を目指すのはよくあること。ただ一人のときと違いいろいろと考えるべきことはあります。
今回はオーストラリアに家族で移住することについて考えていきます。
それでは今日もボク、うめ太郎とアツく語り合いましょう!
- 家族で移住か、単身か
- 家族で移住するメリット・デメリット - 理想は就職
- 現実は学生
- 家族の移住にぴったりなビザ
- 手頃に入国してスポンサー探し
- お仕事ができる
- 最低賃金が下回ってもいいなら
- 期間限定で家族と移住するなら
- 学生として始める - 最後に、移住にリスクはつきもの
家族で移住か、単身か
家族で移住することを考えた時、単身でオーストラリアに乗り込むか、それとも運命共同体として家族とともにオーストラリアに移住するかは悩みどころ。
もし家族にお子様がいる場合は安全面やお子様の将来のことを考えた上での行動も必要です。
オーストラリア移住はアツい想いとリアルの折り合いがつく所で行うべきですね。
それぞれのメリット・デメリットについて考えていきます。
家族で移住するメリット・デメリット
メリットは一体感
家族そろってオーストラリアに移住する最大のメリットは、一体感が持てること。夫婦の事業として移住をオーストラリアの現地で進めることで結束力が生まれます。
オーストラリアで移住をする方の多くは永住を目指す方も多く、移民法改正に合うたびに壁にぶち当たり心が折れそうになります。ときには病気や思わぬ出費によるピンチもあるでしょう。そんな出来事を夫婦で乗り越えていくと絆が深まることは間違いなし。
ボクは家族というのは辛いことや苦しいこと、楽しいことを味わっていくものだと考えているので家族そろってオーストラリアに移住するでしょうね。
デメリットはリスク高
家族がいるからこそ、移住に集中できなくなることもあります。特にお子様がいらっしゃると家族サービス的な部分に力を割くこともあるでしょう。
娯楽に費やする費用が増え、病気など思わぬ出費でオーストラリアを出国するハメになるかも知れません。
このあたりのデメリットは単身でオーストラリア移住を目指す方にとっては影響がありません。ひとりで移住をしているのですから、ひたすら家族を呼び寄せるために準備を整えることに集中できます。
理想は就職
オーストラリアで生活をするにはお金が必要です。働きながら生活できる環境は移住の理想的な条件。
また、州によってはビジネスビザ(就労ビザ)を持っていると、公立の学校費用がかからないところもあります。
どう考えても家族で移住する時に真っ先に考えるべきことはオーストラリアで就職すること。
ただ、就職先を日本で見つけて、さらに発行までするのは難しい現実もあります。いくらインターネットが普及したとはいえ、よほどのスキルを証明できる人でないと雇用する側としても雇う前にビザのサポートまで踏み込めるオージーは少ないでしょう。
したがって、まずはオーストラリアに観光やこのあと説明する学生としてオーストラリアに移住し、就職活動をするのが一般的です。
お仕事探しについては「お仕事探しの記事一覧」が参考になります。
現実は学生
家族でオーストラリアに移住するにせよ、ひとりで移住するにせよ、学生としてオーストラリアに渡るのはもっとも現実的な方法です。
学生ビザは2週間で40時間まで働けます。学費を稼ぎつつ生活も維持できる環境があります。
さらに、ご家族のうち、どちらか一方が学生ビザを持っている場合は、そのパートナーさまは無制限に働けるルールがあります。このルールをうまく使って夫婦やパートナーの方が移住を目指しているケースもあります。
またTAFEや大学を卒業すると、卒業ビザを申請できます。それによってオーストラリアに2年間、働きながらお仕事系のビザ(ビジネスビザ)をサポートしてくれる会社を見つけるための活動ができます。
家族の移住にぴったりなビザ
オーストラリアには想像以上にたくさんのビザがあります。目的に応じて76個も用意されているので家族の状況や将来像にあったビザを選び移住計画を立てましょう。
これから家族でオーストラリア移住を考えている方にわかりやすいようにビザと使い方について書いていきます。
手頃に入国してスポンサー探し
家族で移住を考える方で手のつけやすいビザと言ったら訪問ビザです。使い方はお仕事ビザのスポンサー探し。
訪問ビザは3カ月のETASと最大1年の有効期間のタイプのものがあります。
このビザでは働けませんが、とりあえずオーストラリアで就職活動を1カ月〜3カ月程度してビジネスビザの感触を掴むのに便利です。
関連記事:ワーホリ vs ETASどっちがいい?【ワーホリビザは貴重】
関連記事:そんなに!?訪問ビザで1年間オーストラリアを満喫!ロングステイだ
お仕事ができる
2年と4年のビザがあります。お仕事ができるので上の訪問ビザで就職活動をして、就職先が決まれば、家族そろって移住ができます。
関連記事:オーストラリアで働くために必要な就労ビザの取り方教えます。【難易度は中】
最低賃金が下回ってもいいなら
お仕事ビザでも最低賃金を下回っても気にしないのであれば、ビジネスビザよりも申請がしやすいトレーニングビザ(Subclass 407)がオススメ。
稼ぐ事より移住することを目的にした場合はトレーニングビザも合わせて検討してみると良いでしょう。
申請にはジブオファーが必要です。
もちろんビザ家族を含められるので、家族とともにオーストラリアに移住できます。
関連記事:トレーニングビザを活用してオーストラリア移住への近道を!
期間限定で家族と移住するなら
お仕事ができるタイプのビザで家族とともに移住できる一番易しいビザがテンポラリーワークビザ(Subclass 400)です。
このビザは最大で6カ月間、オーストラリアで働けます。6ヶ月後には必ず出国する必要があるので短期でもオーストラリアに移住したいと思うご家庭向きです。
関連記事:難易度が低いビジネスビザ。6ヶ月未満の労働ならこれ!サブクラス400
学生として始める
最後に紹介するのが学生ビザ。家族がオーストラリアに移住する方法としてよく聞く方法ですね。卒業後に2年間働きながら住めます。(卒業ビザ)
家族移住にこの方法を使うメリットは、オーストラリアの働き方を事前に学べること。日本と比べて文化や働き方が大きく違うことが原因で卒業後に仕事が長続きしない方もいらっしゃいます。
あらかじめ学生ビザで移住し、オーストラリアの「考えや、やり方」を知っておけば、長期の移住につながるお仕事系ビザのスポンサーも見つかりやすいでしょう。
関連記事:TAFEを卒業して申請できる卒業ビザで18ヶ月移住!
最後に、移住にリスクはつきもの
何に対してでも言えることですが、冒険にリスクはつきもの。これまで家族でオーストラリアに移住するための大まかな流れや使えるビザについて書いていきましたが、どれもゼロリスクではありません。
特に家族そろってオーストラリアに移住する場合は、病気になった際のシャレにならない医療費や移住が失敗した際に日本に戻ってどうするのか?といったリスクもあります。
家族で移住する際にはそういった「先」の事を考えて計画することが、移住成功への道です。
オーストラリアに移住したいと思う人に幸運を。
ありがとうございました。
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