オーストラリアのTAFEや大学を卒業することで申請ができる卒業ビザ。申請する前に気をつけたほうがことを5つ紹介したいと思います。
せっかくビザの申請条件を満たしてもちょっとしたことでリジェクトは絶対にさけたいもの。参考になればと思います。
それでは行ってみましょう!
卒業ビザについて簡単におさらい
オーストラリアの大学やTAFE(日本で言う専門学校)を卒業するとS485ビザを申請できます。卒業ビザはTAFEを卒業した際に対象となる18カ月ビザと学士(2年)、修士(3年)、そして博士課程(4年)の卒業ビザが申請できます。
卒業ビザからポイント制の永住権やその他の技術系ビザを狙い引き続きオーストラリア滞在を目指せるので大人気のビザです。
このビザの申請条件は技術査定と学校の卒業、そして英語力の証明がメインの壁。
申請するときにゼッタイに気をつけたほうがよい事をこれから4つ説明していきます。
警察証明|ビザ申請の前に
ほとんどのビザは申請後にAFP(Australian Federal Police)の警察証明書を提出しても受け付けてくれます。だけど卒業ビザだけは例外です。
卒業ビザではビザ申請の前にかならず直近12ヶ月の警察証明書を提出します。もし警察証明を申請時に提出していない場合はほぼ確実にビザの発行が拒絶されます。
警察証明書の申請はとっても簡単にできるので、エージェントにお金を支払い頼むよりご自分でするほうが早い。
学生保険の証明書|ビザ申請の前に
学生ビザの申請条件の一つにプライベート保険への加入が必要です。卒業ビザを申請するときに直近12カ月間に任意保険に入っていたのか証明する必要があります。
この証明書も卒業ビザの申請の前に提出します。証明書を申請後に提出した場合は、ほぼ確実にビザの発行が拒絶されます。
外部リンク: 485 Visa Requirements – Time Of Application Criteria – Quick Tip
英語力証明|ビザ申請の前に
学生ビザの申請には英語力の証明が必要です。英語力はスコアの幅ごとに5つのレベルに分けられています。卒業ビザ申請前には英語テストの結果コピーを提出します。
申請後に提出した場合はビザの発行が拒絶されます。
技術査定の提出|ビザ申請の後でもOK
ご自分が学校で授与された学位や取得した資格証明書に関係する技術査定の提出がひつようです。
この提出はビザの申請後であっても問題がありません。できるだけ早くビザ申請をしたい場合は技術査定を後回しすることも方法としてはアリ。
技術査定にパスしなかった場合でもビザの申請費用が返金されないので注意してください。
質問には正しく答えよう!
ビザ申請フォームを埋める際に、質問一覧にYesかNoの2択で答えるところがあります。思いもよらないケースに、この質問の意味を正しく理解できないまま答えた結果、ビザが拒否されるケースもあります。
参考リンク:4 tricks and traps of the 485 visa you should be aware of
移住についてのアドバイス
卒業ビザ(S485)は他のビザよりもビザ申請時に一緒に提出しなければならない書類があることを紹介しました。
もし最低のリスクでビザを申請したければ、すべての書類を集めてから提出すればルール違反によるビザ拒絶の心配がありません。
ご不安な方は全ての書類を一度に提出してくださいね。
オーストラリアに移住したいと思う全ての人に幸運を。
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