オーストラリアで永住権を目指すならアデレードは最適かもしれません。地方都市の中では一番大きな都市で移住のためのビザオプションがあります。
南オーストラリア州は積極的に外国人留学生が移民できるように法改正をしています。この取組は2012年から行われており、逐次改正されています。
これまでの改正の内容はS489ビザでの職業リストを大幅に緩和したり、チェイン・マイグレーション・プログラムと呼ばれる直近の家族をAUSに呼び寄せる事を簡単にしたりなど。
今年に入り、南オーストラリア州政府がスポンサーになるタイプのビザ (S489とS190)の改正があり、これまで以上に永住しやすくなりました。
特に技術地方ビザ(S489)の改正で永住権へはぐんと近くなりました。
それでは行ってみましょう!
南オーストラリア州の留学生は卒業後に4年住める
技術地方ビザは州政府がビザのスポンサーになり、最大4年間オーストラリアに住むことが出来るビザです。
南オーストラリアで留学をすることで、このビザへのアクセスがとっても簡単になりあmした。
卒業後に州政府のスポンサーを受けられる
南オーストラリア州は、留学生が卒業後にたったの3ヶ月間仕事を続けるだけで4年住むことが出来るビザが申請できるようにしました。職業の制限はなく、フルタイム雇用でなくても構いません。労働時間は2週間で40時間という1日4時間のアルバイト程度の雇用でも南オーストラリア政府からのスポンサーが付きます。
留学生は卒業後に卒業ビザでオーストラリアに最低18ヶ月以上滞在することが許されます。TAFEの場合は18ヶ月、大学の学士コースだと2年間の有効期限があるビザを以前紹介致しました。このビザの有効期限の間に3ヶ月働くことなんて簡単ですね!
最低1年間のコースが対象
スポンサーが付くもう一つの条件は、学校のコース。学生ビザで入学をしますが、その際に登録するコースは最低1年間のコースである必要があります。また卒業後に認定書や資格が授与されるコースでなければなりません。
たったの1年間のコースだと留学の費用も安いですね!
これによって、ほとんど誰でもオーストラリアに4年住むことが出来るようになります。
さらに永住権の申請も簡単に
南オーストラリア州は技術指名ビザ(S190)の技術査定を無くします。永住権への申請に技術査定のプロセスがなくなるのはかなり大きいですね。
南オーストラリア州で留学することにより、ポイントは5点加算、さらに地方に住むことで5点加算されます。
その上、州政府からのスポンサーにより10点も加算されるのですから永住権へのハードルはかなり低くなりましたね!
ただし、技術査定の免除は学校の成績がGPA6以上の卒業生を対象としています。
アデレード等、南オーストラリア州で永住権を目指す方は思いっきり勉強してくださいね!
移住についてアドバイス
南オーストラリアは地方都市でも一番大きな都市です。人口や労働者の数は西オーストラリアのパース次ぐ規模。
この地方都市で留学することでオーストラリアに4年間住むことが出来るのはかなり大きいです。このビザでの滞在中に州政府スポンサー型の永住権を目指すことが出来るのでまさにアデレードを始めとする南オーストラリア州はオーストラリアで一番永住権が近い都市なのかも知れません。
オーストラリアに移住したいと思うすべての人に幸運を。