ビザが買える現実。告げ口されて永住ビザの申請が却下されるリスク

不正はやっぱりバレますね!永住権の申請が却下されたインド人がいました。
しかも、移民局に告げ口して不正がばれたようです。

ことの流れはインド国籍があるインド人がサブクラス887の永住ビザを申請しました。このビザは田舎に2年住むことで申請が出来るビザですが、その2年間はメルボルンで生活していたみたいです。

記事を読んでいくとビザやスポンサーを販売している業者が闇市場にあり、かれらが永住ビザのスポンサーになる代わりに大金を手に入れている内情が透けて見えてきます。

おそらく、ビザのスポンサーや、雇用契約は「紙上」だけであって実態はないのでしょう。

闇市場ではスポンサー販売業者がいる

そのインド人、名前はシンという人で、友達と共謀して不正を働いていたそうです。

シン君とその友達はWodongaという地方で住んでいると偽るために、多額のお金を支払いWodongaでビザの販売をしている業者(会社)で雇用されている事にしていました。

不正をしたシン君たちは、メルボルンで働いてその給料を、ビザを販売している業者に手渡しし、そのお金を給料としてシン君たちに振り込んでいたそうです。

シン君たちは永住ビザ申請に必要になる、サポートドキュメント(雇用契約書・携帯料金支払い・納税・賃貸契約書)を全て移民局に提出しました。
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ただ、運が悪いと言うか、メルボルンで働いている会社の同僚に移民局に通報されて彼のビザ申請が却下されたんですね。

不正をして永住権の申請した事に同僚は嫉妬したのでしょう。

通報した人は、シン君がガードマンをしている事、さらにキャッシュジョブという不正労働をしている事を移民局に告げました。

シン君の友達は強制退国になり今はインドに戻っていますが、シン君は諦めきれずに告訴しました。

結果は、棄却。

シンくんは追加で給料明細やWodongaでショッピングしていた明細も提出しましたが、移民局はビクトリア州の警察署でシン君の運転免許証が発行されており、その住所がメルボルンだったことからシン君の控訴は棄却されたようです。

ぼくは、通報された時点でもうビザはアウトだと思っています。通報された人はWodongaに住んでいる明細書を提出してそれなりに根拠があるように見えました。

ただ、それでも棄却された事を考えると、オーストラリアのコミュニティを守るために念には念を入れて排除したのでしょう。

ビザが申請却下やキャンセルされた数と理由は「ビザのキャンセルと申請却下についてまとめてみた。学生ビザはキャンセルが激増!」にまとめましたが、犯罪系は発覚すると一発アウトなので注意が必要です。

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外部リンク:Permanent residency visa denied after an anonymous caller tips off immigration authorities

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