ワーホリ中に同じ会社で6ヶ月以上働くことが出来ます。しかも合法です。
仕事の内容を変えてもらう、同じ会社の別のお店で働く事で6ヶ月以上働くことが出来るんですね。
今回はそのワーキングホリデーの就労制限や6ヶ月以上働く方法について書いていきたいと思います。
知っているようで知らないワーキングホリデービザの労働制限。まずは基本である6ヶ月は何日間?という所から説明します。
さぁ行ってみましょう!
6ヶ月間の計算方法
カレンダーを6ヶ月分進めた前日が6ヶ月の考え方です。1月1日から働いた場合は6月末が6ヶ月間になります。時間や日付で6ヶ月の計算がされるわけではないので注意しましょう。
さて、基本を抑えた所で6ヶ月以上働ける条件について話していきます。
仕事のポジションを変えてもらう
6ヶ月制限のルールは、「同じ仕事内容を6ヶ月以上続ける」事です。仕事のポジションを変えてもらうことで6ヶ月以上働くことが出来ます。
ジャパレスでよく使われている方法は、初めの6ヶ月はキャッシャーとして働き、次の6ヶ月はキッチンとして採用されます。そうすることで同じ職場でもポジションが変わることになるので、6ヶ月以上同じお店で働けるんですね。
別のお店で働く
同じ会社で同じポジションで6ヶ月以上働けませんが、別の支店で働くことはできます。
もし会社が同じ地域に別のお店をもっている場合は、6ヶ月後に職場移動させてもらうことで6ヶ月以上働くことも可能。
あまり大きな声では言えませんが、これは書類上で対応してくれる会社もありあす。
ファームの仕事は6ヶ月以上働ける
セカンドが取れる仕事は6ヶ月以上働くことが出来ます。ただし、セカンドビザが取れない会社でのファームや農業の仕事は6ヶ月以上働けません。
2回目のワーホリビザが取れる仕事はファームだけではありません。「動物の世話」、「フルーツや果実の収穫」、「動物の狩り」、「工場で原料から作る製品」などなかなかワイルドな仕事も実はあります。
詳しくはエージェントに「セカンドが取れる仕事紹介してください」と伝えてください。その仕事は全て6ヶ月以上働く事が出来ます。
オーストラリア北部は何でもアリ
北部エリアでは人手不足が慢性化しているので、観光、ホテル業務、カフェ、レストランも6ヶ月以上働けるようになりました。
ファームの仕事は嫌だけど、6ヶ月以上働きたいと言うのであればノーザンテリトリー州で仕事を探しましょう。
具体的には、これから紹介する職種が6ヶ月以上働けます。
ホスピタリティ系
- 観光業
例えばガイド、アウトドア・アドベンチャーの提供、観光客の案内や移動の提供 - ホテルの接客、宿泊施設のお仕事
- レストラン、カフェ、Bar、カジノ業
- ギャラリーやミュージアムのお仕事
- 会議(カンファレンス)やイベント業
- 老人や障害者の介護
ガテン系
- 漁業や真珠を取る
- 木の伐採
- 住宅用の家や施設の建築
- 鉱山・化石燃料の採掘
観光や接客関係のお仕事の場合は、職業リストに乗っている業種のみとなります。
難しいことは抜きにして、仕事先で「ワーキングホリデービザですが、6ヶ月以上働けますか?」と質問すれば安心して働けますね。
北部エリアはどこ?図で説明
Tropic Of Capricornという文字が真ん中、良い左にあり、破線が引かれています。北部エリアはオーストラリアの地図にあるこの破線より上側のエリアになります。
南回帰線(Tropic Of Capricorn) |
西オーストラリア州の一部とクイーンズランド州の一部。そしてノーザンテリトリー州全域にが6ヶ月以上働くことが出来る地域になります。
移民局に6ヶ月以上働けるように申請
Request Permission To Workの申請をすれば、どの地域でもどの職種でも同じ雇用主、同じ場所で6ヶ月以上働くことも可能。
ただし、この申請は就労ビザや学生ビザなど別のビザを申請した場合に可能です。
ボクがRequest Permission To Workを申請したのはワーホリから就労ビザに切り替えたときです。
その他、
- オーペアとして働く
- どうしても代わりになる人が見つからない
の場合はビザの切り替えが必要ありません。
結果は数日でわかるので、どうしても今の会社で働きたいという人は会社と相談して申請しても良いと思います。
参考までにボクがワーキングホリデー中に6ヶ月以上同じ会社で働くためにRequest Permission To Workを申請した時の許可証を紹介します。
移民局の記事を紹介するので、気になる方は読んでみてください。
外部リンク:Applying for permission to work longer than 6 months with 1 employer
意外な落とし穴
同じ会社に2つのエージェントを通して働いた場合は6ヶ月以上働くことが出来ません。働く場合はエージェント毎に別の仕事内容で同じ会社を紹介してもらう必要があります。
逆に、2つのエージェントを通して同じ会社を紹介してもらったとしても、仕事場や仕事内容が同じであれば6ヶ月以上の労働は禁止されています。
移住についてのアドバイス
もしワーホリから永住をめざすなら、会社の方に出来るだけ1年間働けるように交渉してみてください。
よくあるオーストラリア永住のパスはワーホリから学生ビザに切り替えて永住ビザを申請します。同じ会社で1年働くことが出来る、ポジションを変えてくれるくらい社長に認められるとその会社がスポンサーになってくれるかも知れません。
短期ビジネスビザの申請条件は職業リストの種類も多く、比較的取りやすいビザなので長く働いて能力を認めてもらえば申請しやすいです。
移住へのアドバイスはなるべく色々な会社を転々とするより、一つの会社で認めてもらうことだと思います。
オーストラリアに移住したいと思う人に幸運を。
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