学生ビザがあればオーストラリアのどの学校でも入学出来ると思いがち。実は入学出来ない学校もあります。
ビザを申請した後に、実は学生ビザに対応していない学校だったということで学生ビザがおりないケースがあるので注意しましょう。
この記事では、学生ビザに対応している学校をどのように探すのかについて紹介します。
エージェントを介して学校を探したから大丈夫?
エージェントを介して申請するから大丈夫だと思っていませんか?そんな事ありません。実際に「ビザ取り学校」と呼ばれる問題が出てきており、事前の確認を怠ったエージェントが申請した学生ビザが拒否されたケースもあります。
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学生ビザで留学できる学校の数
学生ビザと一概に言ってもいくつか種類があるのですが、ほとんどの方が利用するのがSubclass500と呼ばれるビザになります。
このビザはCRICOSと呼ばれている機関に登録されている学校に留学することが出来るビザで、オーストラリアにおおよそ1430校が登録されています。
州別に見ていくと
- ニュー・サウス・ウェールズ:426校
- ビクトリア州:381校
- クイーンズランド州:330校
- 西オーストラリア:122校
- 南オーストラリア:97校
- タスマニア:32校
- オーストラリア首都特別地域:29校
- ノーザン・テリトリー:13校
また、これで分かることは留学エージェントで紹介されている学校はほんの一部だったわけです。
学生ビザで留学できる学校の調べ方
まずはCRICOSのホームページに行きます。
>>今すぐCRICOSのページで学校を検索する(外部サイト)
下のページが表示されるので、画像上の黄色で塗りつぶされた部分をクリックして知りたい州を選択する。もし学校の名前の一部でも知っている場合は"Institution Name"にキーワードを入力して探すと効率的かもしれません。
この例では、西オーストラリアを選択しました。
後は、画像下で黄色く塗りつぶされた"Start Search"ボタンを押すだけ!
学生ビザに対応している学校の一覧が画面左側に表示されます。
興味のある学校が一覧にあればその学校の詳細をクリックする事で見ることが出来ます。
例えば、一覧の一番上の「Academies Australasia Institute」をクリックすると、下の画像の様に学校のウェブサイトのリンクや最大生徒数の数、別の州にも学校を展開している場合はその情報を知ることが出来ます。
まとめると
学生ビザに対応しているオーストラリアの学校の一覧を簡単に検索できる公式サイトを紹介しました。
これを使えば、自分で好きな学校をゆっくりと調べることが出来ますし、直接留学先の学校のホームページに移動してもっと詳しく知ることが出来る様になります。
学校の数はエージェントで紹介している学校よりも圧倒的に多い事がわかりましたね。
また学生ビザを申請する前の確認作業としても使うことが出来ると思います。