オーストラリアの労働環境がこれほどまでに日本と違うのか。転職して分かった日本とオーストラリアの違い。
コネで紹介してもらった新しい職場に転職してから、オーストラリアの労働環境はこれほどまでに素晴らしいのか、進んでいるのか。と感じる日々。転職をススメてくれたAさんに感謝です。
こうして働いてみると、オーストラリアの労働環境が良いと言われるのはその国民性が関係していると考えています。ただ、少数ですがオーストラリアにもブラック会社が・・。
今回の記事はボクが転職して感じたオーストラリアの労働環境について書いていきます。
それでは行ってみましょう!
オーストラリアの労働環境
転職してすぐに気づいた事は、前のブラック企業との労働環境の違い。全てが違います。仕事に追われることがない。締切が曖昧で無いようなもの。毎日定時で帰っています。
これには仕事の効率 (生産性)が高いことが理由としてあげられます。どうやってその効率を高くしているのでしょうか?職場環境をサクッと見ていくと、答えのヒントになるものがあります。
- 精神論が無い
- 出来ないものは出来ない
- 無理ならすぐ諦めて、別の方法を探す
とオーストラリアの方が仕事やタスクに対して粘り強さがないのでそれだけ機転が効くといえばピッタリでしょうか。
諦めが早いので、無理な要求が少なく、ストレスを感じない労働環境になっています。
音楽を聞きながら作業
イヤホンをつけていれば自分の好きな音楽を聞きながら仕事をすることもできます。
人によっては仕事中に歌を歌うチャレンジャーな人もいました。
プライベートを大事にする社会
日本は仕事が最優先の雰囲気があります。家族よりも仕事を優先する風潮があるので、なかなかライフワークバランスが保てません。
オーストラリア人にとってプライベートは仕事と同じくらい大事だと考えられています。社長たちもプライベートを大切にします。ホリデーを数ヶ月取ったりすることも。他にも可愛がっていたペットが亡くなったから休む。誕生日は休む。家族との記念日は休む。そんな事はしょっちゅうです。
社員の私情を理解してくれる環境があります。
オーストラリアのブラック企業
長時間の労働やモラハラな上司はオーストラリアにも存在します。僕も一番初めの会社はオーストラリアのブラック企業でした。どんな労働環境だったのか?
その会社はパースの有名ブランド店が立ち並ぶセレブ街にあります。そこでは黄色人種は帰る前に社長の許可が必要でした。これまでにも人種差別を感じた事は何度もありましたが、身近な環境で差別をされると耐えられないものがあります。
他にも毎日12時間労働 。高圧的な上司。早くしろ!的な態度で焦らるプロジェクトマネージャ。土曜日も仕事。休日も電話が鳴りっぱなしです。
オーストラリアも日本と同じようにブラック企業があるので注意が必要です。そういう会社はオーストラリアに移住したいという人たちの弱みにつけ込み長時間労働を強制します。
この会社の他にもパースで有名なブラック企業があるので注意してくださいね。
移住についてのアドバイス
オーストラリアは日本と比べると所得が高く、休みも多い職場環境です。ただ、ブラック企業のような最悪の職場環境の会社もオーストラリアにはあることを覚えておくことが大事でしょう。
オーストラリアにはFair Workと呼ばれる労働監査局があり、その一言を言うだけでも会社の経営者に緊張を与えられます。
オーストラリアの職場環境は日本と比べて全てが良いわけではありません。ビザを餌に労働者を食い物にする企業もあります。
オーストラリアに移住するかどうかは、オーストラリアの労働環境が良いかどうかだけの判断だけでなく、デメリットも知ってから判断すると言いでしょう。
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