こんにちは、うめ太郎(@o_sutoraria)です。
オーストラリアのパースで転職したい!パースは海外移住先で人気の都市なだけに転職希望者が多い。
かく言うボクも日本からパースに転職し、成功させた一人なだけにその気持はよく分かる。
ただ、準備や面接対策など、転職を成功させる為のポイントって分かりにくい。
そこで今回は、ボクがパースで転職を成功させたコツをシェアしていきます。この記事を読んで転職成功の秘訣を探りましょう。
パースで転職を成功させるコツ
パースは大都市だと言われていますが実はまだまだ小さい都市。従業員数人だけの個人が経営する会社が行政と取引ができるくらい。
日本だと考えられませんよね。ちょっとした危機で会社が傾くかもしれないような年商億にも満たない会社が政府をクライアント(得意先)として持てるのは小さい都市ならではと言えます。
そんな小さな都市で転職を成功させるには
- 職歴
が一番重要。
パースはオーストラリア東海岸にある大都市と比べて技術者が集まりにくく、会社は英語力よりも職歴や資格を重視します。
ぶっちゃけ、高卒でも職歴や資格さえあれば就職できます。
ウチの会社でもそうですが、英語力は働けば3ヶ月程度で使える程度にまで成長できる。それよりも5年、10年の実務経験がある人のほうが貴重。
日本で毎日最低8時間は働くボクタチ日本人にとってパースはとっても転職しやすい場所なわけです。
転職は履歴書の質が決め手
ボクがパースで転職活動をした時に英語が話せないので面接をどう乗り切ればいいのか考えていた。そこで思いついたのは話さなくてもいいようにすること。
明らかに経験があると思わせる
つまり、履歴書を英語で用意することはもちろんのことその量についても気をつけていた。1枚より10枚の履歴書を提出すれば「明らかに経験がある」と思わせる。
これ、パースの話ですよ?
アメリカやビジー都市(東京のような大都市)では履歴書の枚数を逆に少なくするほうがいいと言われています。
パースにある会社では、
- 履歴書が多い=経験豊富
と捉えてくれる。
だからこそ、自分がこれまでど経験した事、持っている資格を事細かに書いた履歴書が圧倒的に力を発揮します。
ボクの場合は10枚以上は書いて提出しましたね。
履歴書に何を書く?
全部書け!
- 職務経歴書
- 卒業証明書
- 持っている資格
- 仕事に関わるボランティア活動
仕事に少しでも関係していると思ったものは全部書きましょう。さらにモノづくり系のお仕事であれば何か技術がわかるようなモノを提出するとなお良い。
ただ、残念ながら履歴書はななめ読みされます。もしかすると「紙の厚み」だけ見て終わるかも。
なので、情報は質よりも量が大事。
パラパラ〜とめくった時になんとなくこいつは凄そうだ!
と思わせられれば履歴書の目的は達成されたも同然ですね。
履歴書については「オーストラリアで使えるレジュメ(職務経歴書・履歴書)のサンプル」で詳しく説明していますよ〜。
パースはコネで入社がよくある話
オーストラリアは広しと言えどもパースほど人とのつながりで仕事が成り立っている場所はない。
仕事の8割は知り合いという言葉があるくらい何をするにもコネクションをたどっていきます。
ちなみに、ボクもそのコネクションで仕事を見つけてパースに永住しちゃったんですけね!
これからパースにで転職を考えているなら今からでもいいのでLinkedInや仕事関係のコミュニティ・アプリなどを使って人脈を広げていくと思わぬ所でその力が発揮します。
しかも、前の会社では、ビザが下りて1ヶ月しか経っていないのに、コネクションから「今の会社で空きがあるからこない?」と転職のお話が。
しかも、その会社で永住権をサポートしてくれるという、またとないチャンスだったので、ぜひ転職したいとお伝えしました。
こういった人脈経由で転職する場合、話はトントン拍子で進みます。
ボクの場合もコネ(Aさん)がすぐに社長にお話をしてくれて、一度面接しましょう!と返事が。
しかも、コネだと面接のポイント、給料の事などその会社のインタビューをパスするのに大事なポイントを教えてくれるんですよね!
これがコネでなく、ストレートに求人サイトから応募すると全く前知識がない状況での受け答えになる。
Aさん、その当時はお世話になりました!同じ大阪の方ですが、人情深い。ボクにとってAさんは足を向けて寝れない人です。
面接がスムーズ
ボクのケースだと、面接の際は自己紹介をお願いします。と面接官(社長)から問われ、簡単な自己紹介の中に、自分の強みと弱みを含め伝えました。そしてなぜ会社を変わりたいのかを正直に話しました。
もちろん、今の会社から転職したい理由は永住権。そして奴隷船のようなブラック企業からの脱出。確実に良くなるであろう労働環境を求めてです。毎日定時で帰ることができるって言うことですね!
社長たちは全て快く受け入れてくれました。まさに永住権が手に届くレベルだと感じた瞬間。
コネクションだと、
- 信頼している人の知り合いも信頼できる
という構図が成り立つのですべてがスムーズ。
余計な探り合いをしなくていいので何でも本音で話せます。これもパースならではの転職ともいえますね。
不意打ちに備えよ
コネクションで面接までこぎつけたとしても不意打ちはあります。
ボクの場合、面接の最後に仕事を今からいきなり手伝ってくれと一声ありましたね。正直頭が真っ白になりました。
ここで引くと転職でOKが出ない。そう直感したボクは即答で「いいですよ」と一言。その会社の仕事内容も全然わかりませんでしたが出来る範囲、分かる範囲で答えていきました。
オープンな社会、気楽にモノ言えるパースだからこそ、思わぬ話の流れに飛んでしまうこともある。
そのあたりは吉と出るか凶と出るか未知数ですが「あるかもしれない」と心得ておきましょう。
パースは働きやすい
パースは田舎指定されている都市の中では一番大きな都市。交通渋滞や公共施設のアクセスも待ち時間が少なく、通勤もメルボルンやシドニーと比べてそれほど混雑しません。
だからこそ、パースには別の都市からわざわざ移り住んでくる人もいます。
転職が簡単だとは言いませんが、この記事で説明した事を意識しながら就活していくと転職も容易になることは確実。
一度、転職してしまえばこれがオーストラリアの労働環境か!と思えるくらいのゆる〜い労働環境が待っています。
それだけに転職活動を成功させたいですね。
この記事がこれからパースで転職を成功させる為の一翼になれば幸いです。
オーストラリアに移住したいと思う全ての人に幸運を。
ありがとうございました。