オーストラリアの社長はこうだ!【味をしめる社長】

こんにちは、うめ太郎(@o_sutoraria)です!

オーストラリア企業の社長はまさにワンマン社長

こっちも日本も違いはない。オーストラリア最高~!ではありません。ビジネスが絡むと皆さん必死。

ではオーストラリアの社長ってどんな感じの仕事スタイルなの?という質問も時々聞かれるので今回はボクや現地でできた知り合いの話も合わせて経験をシェアしようと思います。

オージー社長の特徴

社長の性格にもよりますが、小さい企業ではブラック企業体質になりやすい。

まさに地獄絵のような職場になるわけです。というのも、社長からの指示が変わる変わる。2転、3転は当たり前。言われたことをやってもやってもやり直しになるわけ。

だから、仕事の効率がめちゃくちゃ悪い。しかも、納期は常に数日後。ボクの場合は常に明日が納期でした。したがって、毎日納期に合わせて長時間労働が求められるわけです。

しかも毎日、仕事が増える。減ることがないから毎日終電になりました。

今日言ったことは明日忘れる

短期記憶に問題があるのか?って思うくらい会話の次の日には話が変わっていたりします。

3割くらいは英語力の問題でもあることは認めます。ただ、「明らか」な部分は多々あった。

話がよく変わるのは当たり前。1週間後には確実に忘れています。

それが原因で腹が立つこともありますが、逆に言ってみれば、自分も同じことをできるわけです。相手が少し前の会話を覚えていないのですからね・・。

弱みに付け込むことも

ボクはビザのためにそれなりに頑張ってきました。例えば、自己犠牲を伴う労働ですね。

オーストラリアに移住したい強い気持ちがあるからこその行動ですが、そういった足元を見た扱いをしてくることもありました。

  • 長時間労働
  • 土日出勤
  • パワハラ

そのうち、社長みずから、会社がつぶれるとビザをサポートできないと言ってくる始末で、まさに当時のボクにとっては脅しに近いことを言われていたわけです。

もちろん、そういったことがオーストラリアの社長全員が行っているわけではないと思いますが、中にはそういう人もいることだけは知っておいたほうがいいでしょう。

差別?

人種差別とも受け取れることもありました。

ボクの仕事はオフィスワークで、パソコンのキーボードをカチカチ押す仕事です。プログラマーですね。

社長やドイツ人の開発者に状況を知ってもらう為に、あえて残業し説得力ある資料を作成していましたが、社長はそこで味をしめて、長時間残業を当たり前のごとく要求してくることに。

そして、社長はボク、香港人のアジア人にだけ残業させ、白人であるドイツ人やオージー、イタリア人は定時で上がれることに。

アジア人が会社を定時で上がろうと、働け・許可がいると言われるんですね。

これって差別なんじゃないかと思います。

社長は従順な社員を求める

会社を経営しているわけですから、社長は自分のビジネスに対して文句を言わずに遂行してくれる従順な授業員を求めます。

たとえ社長が間違っていたとしても「わかりました」と言う労働者。特に英語力が低い間は何を言っても取り合ってくれない傾向があったのでただ言われたことだけをすることが求められます。

それが無理なら辞める。

私の同僚でも会った香港人が毎日2時間の残業+マネージャーからのパワハラに耐えかねて退職願いを出し、辞めた時のこと。

彼の主張は「この会社では人生が全く作れない。ただ働くだけ。もう無理。」と。

ボクも1社目の会社を退職した理由は信頼しているAさんが会社に誘ってくれたことが一番大きい理由ですが、当時の会社のやり方に納得がいかなかったことも大きい。

例えば、帰る前に社長からの許可が必要だとか、仕事だから土日も働けとか。同じポジションでも私達アジア人だけにそれを要求してきた理不尽さもありました。

そういう全体的なことを含めて、社長は言うことを聞く犬がほしいわけです。

ワンマンな社長

オージー社長は個人プレーが得意。相手の状況や気持ちよりも目先の利益を追う感じ。

前での香港人が退職願を出した時、社長はオッケーを出すのですが、有給 (Annual Leave)や年金積立 (Super annuation)を支払いたくない為、退職日が来週になりました。

また、別のイタリア人は1ヶ月の長期休暇を取っただけで難癖つけられて解雇されました。

従業員を使い捨てだと思っているのでしょうかね。と思うわけです。

オーストラリア歴1年目だったボクは当時「めちゃくちゃ」だと思いましたが今もそういうところは変わらず思う。おかしいものはおかしい。

まさに地獄絵のような職場。

ただ、1発目の会社がオーストラリアのブラック企業だったからかもしれません。例の永住者でもある香港人は、「この会社は今まで出会った5社のうちで最悪。今までに見たことがない」と言ってましたので。

オージー社長は金曜日に優しい

そんな社長でも金曜日には何かギフトするケースが多いようです。

たとえば、従業員にビールや食事が提供されることもありますね。また、会社によっては30分から1時間早く仕事が終わることもある。

この辺りはオーストラリア独特である種、文化に近い考えなのかもしれませんね!

いかがでしたでしょうか。今回はオーストラリア企業の社長について、その傾向や特徴を書いていきました。

この記事がこれからオーストラリアで働く方に参考になれば幸いです。

オーストラリアに永住したいと思うすべての人に幸運を。

ありがとうございました。

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