こんにちは、うめ太郎です。
S457(ビジネスビザ)を申請する時に提出した資料を公開します。
ボクはS457のビザ申請にビザ代行エージェントにお願いしました。その時にエージェントから送られてきた資料リストががあるのでそれを集めて提出しています。
ちなみにS457は2018年から新しくS482(TSSビザ)として生まれ変わりました。申請時に提出する書類に変化はありませんが、スキルアセスメントの提出が求められています。
詳しくは就労ビザの記事を読んでください。
それでは、今回の記事、S457ビザ申請で移民局に提出した書類について話を進めていきます。
S482ビザを申請する人も提出する書類の参考になると思います。
S457申請で提出した書類
まず、移民局で提出する書類は英語で翻訳します。書類はNATTIの資格保持者に依頼するか、証明書の発行元に英語訳のものをもらってくださいね。
ただし、たとえ日本の学校や行政機関から発行されたものであっても英文で発行されたものであれば移民局は受け取ってくれます。NATTIに翻訳してもらう必要はないのでお金の節約にもなりますね。
ボクの場合は職務経歴書や雇用証明書を自分で英語にしました。また資格や卒業証書は英文で取り寄せたものを提出しています。
まずは提出した書類を一覧にしました。
- パスポート
- IELTSののスコア
- プライベート保険の契約書
- お仕事と関係する資格証明書
- 専門学校・大学の卒業証書
- 過去の雇用証明書
- 職務経歴書
S457の申請書は?
上で説明した資料を元にビザ代行エージェントがS457ビザの申請書を埋めてくれました。
なので実質の作業量は資料を集めて提出するだけでしたね。
申請した証拠に、移民局からプリントアウトしたものが下の画像です。
それでは、提出時にポイントとなる点を資料ごとに説明していきます。
提出した書類の細かなポイント
パスポート
有効期限が間近でないものを提出します。今後、1年以内にパスポートの有効期限が切れる場合は、ビザの申請中にパスポートが無効になる可能性があります。
再提出が求められる可能性が高いので予め1年以内の有効期限であれば再取得しておきましょう。
英語スコア
ボクは5つの英語試験からIELTSを受けることにしました。PTEも有名ですがアカデミックになるので自信がなく、GeneralがあるIELTSの方がいいと思ったんですね。
英語スコアの証明書はオンラインから結果をダウンロードしてそれを提出しました。
まさに上の画像が移民局に送られたものです。個人情報が特定できる部分はマスクしています。
書面で送られてくるものでなくても移民局は受け付けてくれるので安心してくださいね。
次のページ > 英語力の証明って?移民局で受け付けてくれる英語テストとスコア変換表
プライベート保険の契約書
上の画像は移民局に提出したプライベート保険の契約書です。画像からは個人が特定できるような名前と生年月日、住所をマスクしています。
ボクはMedibankと呼ばれる任意保険の会社と契約した時の書を申請しました。料金が一番安かったんですね。
契約するとVerification of Coverと呼ばれるPDFファイルがメールで送られてくるのでそれを転送しています。
関連記事:保険の加入が必要なオーストラリアのビザをまとめた!
お仕事と関係する資格証明書
ノミネートされたお仕事と関係する資格証明書をすべて提出します。
ボクの場合は応用情報処理技術者と基本情報処理技術者の資格を取ったので、IPA(情報処理推進機構)から英文を取り寄せました。
専門学校・大学の卒業証書
最終学歴がわかる卒業証書を提出します。資格の証明書と同じようにお仕事と関係しているものを提出します。
ボクの場合はECCコンピュータ専門学校を卒業した後に北海道情報大学の通信課程を卒業したのでその両方を学校に問い合わせて取り寄せしました。
過去の雇用証明書
ボクはノミネートされたお仕事関係でおよそ9年の経験がありました。
日本で在籍していた会社、一つひとつに連絡して、自分であらかじめ用意した英文の雇用証明書にサインだけ頂いて送り返してもらうように手配。
この時に大事なのは雇用証明書を会社のレターヘッド付きの用紙に印刷してもらうこと。
移民局から「本当に」会社で働いていた証拠として認めてもらう大事なポイントなので絶対にレターヘッド付きの用紙で印刷してもらってください。
職務経歴書
レジュメのことです。これまでのお仕事経験を時系列に書いていきましょう。
職務経歴書を仕上げる時に重要なポイントは
- 仕事の役割や役職
- 会社と在籍期間が雇用証明書と一致
- お仕事内容を出来るだけ詳しく
上記をしっかりと書けていることが重要です。
書類の準備は仕事が決まる前から
どのビザの申請でも書類の準備だけで1ヶ月、2ヶ月と時間が掛かります。できるだけスムーズに事を進めるためにも準備は仕事が決まる前からしておくほうが良いでしょう。
仕事が決まり、いざビザを申請するという時にすぐに書類を提出できる状況を作っておくことで突然の移民法改正の影響リスクを抑えられます。
ボクの場合は仕事で結果を出さなければビザはないと考えていたので英語力より仕事を完成させることに集中しすぎていました。
社長から信頼を勝ち取るのはビザのスポンサーになってもらう上でかなり大きなポイントですが、英語の勉強に時間を使えなかったために永住権を逃してしまったんですね。
その当時は、パースでもIELTSのスコアを6、取れればRSMSでの申請ができました。惜しくもボクの英語スコアは5.5で永住権を申請できずに就労ビザを申請することになったんです。
たったの0.5ポイント上げられていれば永住権を3年近く早められたと思うとかなり大きな痛手でしたね。
いかがでしたでしょうか。
今回は、S457申請をした時に移民局に提出した資料について書いていきました。
現在はS482ビザに変わっていますが、提出する書類に大きな違いはありません。追加でスキルアセスメントの書類と警察証明の提出が必要になるだけです。
この記事がこれからビザを申請する人の参考になれば嬉しいです。
ありがとうございました。
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