オーストラリアで語学学校に通う人たちの目的は?【永住を夢見る人たち】

こんにちは、うめ太郎(@o_sutoraria)です!

オーストラリアの語学学校に通って分かったことは、それぞれが自分の人生を変えるためにここに集まっている

夢や希望、情熱や目的が凝縮される場所が語学学校だったんですね。

その目標とは永住権だけではない。親、兄弟の夢をせよった人もいる。

今回は、そんな語学学校に集まる人たちの目標や目的について考えていきます。

語学学校に集まる目的

ボクがオーストラリアの語学学校に通う目的は英語力を上げたいから。もっというと永住権を狙うためですが、

  • 永住権を狙う=就活

という流れで計画しているので、面接でも使える程度の英語力が必要というところが学校に通う目的。

語学学校に通う目的は人それぞれで、共通して言えることは語学学校はあくまで夢や目標の「通過点」であること。

英語を話せるようになることが最終目的ではなく、自分の夢や目標に英語力が必要だからといったほうがピッタリとくる。

語学学校に5週間通って出会った人たち

学校に数週間も通っていくといろいろ人たちと友達になり、彼らが学校に通う目的を知れる。

そんな人たちの目的は大きく3つに分けることができる。

  • 英語をなんとなく勉強したい
  • 大学に行くため
  • オーストラリア移住のため

英語を勉強したいこと自体が目的になっている人が、2割くらい。次に、学校に入学するために勉強している人たちが4割。

そして、残りの4割はオーストラリアに移住するために語学学校を利用している、または英語力を高めている人たち。

ただ、学校に入学する人も半分くらいは将来的にオーストラリアに移住することを考えている人たちで、そのほとんどは、親の移住のために「使われている」人たちだった。

そういう意味では全体の6割くらいはオーストラリアに永住することが最終目標と言える。

オーストラリアに移住したい「親」が子供を使って移住する世界
オーストラリアの語学学校に通う子供たちは、親が移住したい夢を託された人たちも通っています。特に、アジア系のほとんどの子どもたちは親の為に学校に通っているようなもの。ボクが語学学校に通っていた時に知り合った人たちは全員がそうでしたね・・。授業で自分たちの夢について話をする内容があり、マレーシア、インドネシアや中国からきた人たちは全員が「親が移住したいからボクが来た」と言っていました

年齢が高いほど永住が目的

特に、30代を過ぎて語学学校に通っている人たちのほとんどはオーストラリアへの移住目的で語学学校に通っている人たち。

20代であればワーキングホリデービザで働きながら暮らす方法もあるけど、30代になるとオーストラリアに居続ける方法に限りが出てくる。

年齢を30代過ぎてオーストラリアに居続ける方法はボランティア移住という方法があるが、どこかに旅行できるくらいの稼ぎはできない。

学生としてオーストラリアに居続ければ、パートナービザを申請できる人にであるかもしれないし、ビザをサポートしてくれるスポンサー(会社)が見つかるかもしれない

この傾向は年齢が高ければ高いほどある。少なくてもボクが出会った人はそういう人たちでした。

語学学校に通う人たちのバックグランド

そんな語学学校に通う人たちを紹介していきたいと思います。

ベトナム人

結婚して子供もいる35歳のベトナム人はより良い暮らしを求めて、オーストラリアにただ一人で来ていました。

お金を少しでも節約するために、母親と子供は母国においています。

彼のお金はギリギリ。語学学校へはビザのため。オーストラリアに入れる方法がそれしかないからだそう。

彼は語学学校に通いながら八百屋で働きく生活の日々。学校が終わるとすぐに仕事を夜中までします。

彼曰く、生活は自転車操業のようなものです。いつかここで子どもと一緒に暮らしたいと言います。

ブラジル人

40歳のブラジル人は彼氏・彼女と二人三脚でオーストラリア移住を目指し語学学校に通っていました。

彼らも学生ビザを選んだのは移住の関係でビザが取りやすいから。

彼らもギリギリの貯金で語学学校にいる間だけのお金しかないそうです。

だから仕事を見つけて、少しでも長くオーストラリアに住めるように必死に生きています。

韓国人

29歳の韓国人女性はここに移住する為に母国で看護師として貯めた1千万円を元手に大学に行くそうです。

彼女は看護師になるためにはIELTS7を取得しなければならないそうで、そこまでお金が持つか・・・と悩んでいました。

語学学校に通っている目的は大学に入るための英語証明をパスするため。

コロンビア人

20代のコロンビア人は弁護士として働いていましたがその立場を捨ててこの国で住むために来ていました。

オーストラリアに住めるかわからないけれども、自信はある。これまで努力してきたからね。といいます。

彼女もオーストラリアに住むには学生ビザしか方法がなかったといいます。

結局、学生ビザは移住への橋渡しとして使っている人が多いですね。

ボクが出会った、30歳以上の人たちは人生を変えるために来ている人たちばかりでした。

永住したいと考えてここに来ている人たちは、全員とまでは言いませんが、みなさんギリギリの生活力。

逆に考えると、オーストラリア政府はそのギリギリで生活できるような仕組みにしているということ。

オーストラリアで働いたお金は全額、オーストラリアで使われるような仕組みを作っていると考えられる。

移住の目的に使われる語学学校

オーストラリアで永住権を狙う方法は?数年でもいいから移住する方法は?

その為の条件を調べていくと、語学学校、TAFEや大学など教育を受けることをが堅実な方法だと分かってきます。

高い教育を受ければ受けるほど、永住の可能性は高くなる。オーストラリアに移住する期間が長くなれば長くなるほど、パートナーが見つかるなど永住できる可能性が高くなる。

語学学校というのは、移住をサポートするための方法であるとともに、オーストラリアがここまで発展してきた大事な歯車でもあるのです。

目的達成にはリスクを取る

また、語学学校に通ったとしても全員が永住権を取得できるわけではない。必ず何割かは夢半ばで母国に帰ることになる。

お金、年齢、社会的地位をリスクにさらしながら語学学校に通っている人たちの目的は、「永住できるかも」を現実にするため

ある意味、追い込まれている状況で、失敗すると自国に戻るしかない人達ばかり。またそういった状況に自分をあえて身をおいている人たちでした。

海外のある諺で、
「リスクを取らないとシャンパンを飲めない。」
という言葉がある。

語学学校に通う目的は人それぞれですが、永住をリアルにできるかどうかはリスクに身を置けるかどうかですね。

この記事がこれから永住したいと思う人たちに参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

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