海外移住すると決めたけど、何をどうしたら良いのか分からない。そんなボクは手探り状態でオーストラリアへの移住計画を練りました。
ボクがオーストラリア移住をすると決めた時、学歴もお金もコネもありませんでした。全くの凡人な人です。
今回の記事はそんなボクがどのように移住計画を立てたのか、そこまで至ったのかについて書いていきたいと思います。
- 海外移住と言ってもどこに?
- 初めの一歩は「オーストラリア移住」で検索
- エージェントは信用できない
- オーストラリア移住に成功した人の共通点が透けて見えた
- オーストラリア大使館なら何か情報があるはず。
- 移民局には全てがあった。
- コツコツ翻訳してわかったことは「永住への道」
海外移住と言ってもどこに?
初めに悩んだのが、一体どこに移住するの?
僕は海外移住をすると決めたは良いけどの国にすればよいのか全くわかりませんでした。ただせっかく海外に移住するわけなので日本よりも住みやすくまた海外移住しやすい国がいいですよね。
当時、「海外移住」と検索して出てきたブログの方々は、ワーキングホリデーや観光でその国に一度は訪れてから肌で移住をしたいと感じ海外移住を目指すという流れが多く、ある程度どのの国に移住したいのかはっきりしていました。
僕の場合は「海外移住はどこの国?」から始まったのでまずは移住する国から探すことなりました。
悩みながら移住するにふさわしい国をどうやって決めるのかと考えたのち、「そうだ基準をつくろう!」と行き着きました。
そうして一番良さそうだと思ったのがオーストラリアだったのです。
次のページ > 海外移住先にオーストラリアを選んだ理由
このオーストラリアに移住すると決めるまで約1年にも渡って調べていました。それが確か2012年の1月だったと思います。
初めの一歩は「オーストラリア移住」で検索
右も左もわからない状態で、オーストラリアに移住するためにはどうすればいいのか。暫くの間、毎日悶々と考えていました。
とりあえず、ネットで検索してみようと入力したのが「オーストラリア移住」。とにかく検索結果に出てきた1ページ目から10ページ目までを一つづつクリックして中身を見ていきました。
そこからさらに、オーストラリアに移住した人のブログを徹底的に調べて隅から隅まで確認していきました。
次のページ > オーストラリアに永住したほうがいい理由を考える【その先の目標が必要】
エージェントは信用できない
オーストラリアへ移住する方法で一番手っ取り早いのはエージェントに聞く事。情報を豊富に持っているはずだし、移住の為の準備もそのまま手伝ってくれそうです。と思いがち。
ただ、信用できなかったんですよね。
エージェントと言えど営利企業なので、お金儲けのために語学学校に入れられて「ポイ」されそうという恐怖心もあり、やっぱり自分で調べようと思いました。
自分で調べて考えて行けば最低限の知識くらいは手に入るはず。
そうすればエージェントがお金の為にウソを言っているのか、それとも親切心から本当の事を言っているのか少しは判断できるようになるし、自分の移住計画にも自信を持てるだろうと思ったんですね。
その他にもエージェントを使いたくなかった理由は、エージェントに任せっきりになると「運頼み」感が否めない。わけも分からずエージェントに言われるがままに書類を提出するのとかなんだか気持ち悪い。
やっぱり、オーストラリアへ永住はしっかりと自分で考えて進めようと。
自分の人生なんだから自分で責任を持って計画を立てよう!
と思ったわけなんですが、これも先人たちの残してくれた日記の影響もあったんです。
次のページ > ワーホリはエージェント「なし」でやるべき理由!自信とお金をセーブ
オーストラリア移住に成功した人の共通点が透けて見えた
移住情報を集めようと検索ワードに出てきた結果を片っ端からクリックしていくとその中にはオーストラリアに移住を目指している人、すでに夢を叶えた人のブログが結構あったんですね。
そのブログを端から端まで読みました。ひたすら読んでわかったことは、オーストラリアの移住に成功している人たちは「自分で考えている人たち」ばかりだったわけです。
また彼らはエージェントを使っています。ただそれは永住権を申請する時とか、スキルアセスメントを申請するとか、絶対に落とせない要所で使っていたわけです。
そこに行き着くまでの計画や準備は、自分で考えている方が多く、エージェントに言われるがままなんて人はいませんでした。
そうやって僕もエージェントは使わずに自分で調べて進めようと思ったわけです。
次のページ > 移住に必要なのは諦めない力。自分を信じれる人だけが手にする生活
オーストラリア大使館なら何か情報があるはず。
ブログを読んでいくと、どうやら「オーストラリアに永住する為にはビザが必要」と分かります。そのヒントを頼りに調べて行き着いた先がオーストラリア大使館。
在日オーストラリア大使館だと、日本語で情報が探せるし大まかなイメージだけでも作れるかもと思いました。
ここでも調べまくる。そしてイメージが描けました。
在日オーストラリア大使館はビザや永住の為の情報が大雑把にかかれていて詳細よりも「雰囲気」を得るのにぴったりでした。
そこで大体の情報を得た後に本格的な情報を知るために行った先が、本家の移民局。
移民局には全てがあった。
オーストラリア移民局のホームページには情報が全てがありました。ただし、もちろん英語。
初めて移民局のホームページを訪れた時は英語だらけのページを見て「この中から調べるんか・・・」と少し憂鬱になりましたが、「いかにも」という移民局のホームページには全てがあると英語が出来ないながら感じました。
そこから翻訳が始まります。
毎日コツコツと、永住や長期滞在に関係していそうなページをGoogle翻訳とかを使いながら調べ、翻訳をしていきます。
コツコツ翻訳してわかったことは「永住への道」
毎日仕事が終わった後と土日を使って移民局のホームページをコツコツ翻訳していくと、「スキルセレクト」というページに辿り着くことに。
そう。これがオーストラリアの永住権に関わる全てのスタート地点のページでした。このスキルセレクトとは、あるシステムの事で、そのスキルセレクトを使って自分の職業をエントリーすることが出来ます。
エントリー後は、ビザのスポンサーの企業や政府が永住権のスポンサーにボクたちを指名し、晴れて永住権の取得が出来るようになります。
すっきりました。(笑)
やっと、永住権の為のヒントを手に入れたので。
それからも移民局のホームページを翻訳していくと、いくつか見えてきたものがあり、永住権用のビザは主に3つのタイプに分けられるということでした。
- オーストラリアの州にスポンサーをもらい永住権を申請するビザ
- 雇用主にスポンサーになってもらい永住権を申請するビザ
- 自分の学歴や職歴・英語力をポイント化して一定以上を達成すると申請できるビザ(技術独立系)
それらを更に掘り下げていくと見えてきたのが永住権と大きく関わる大事なキーワード。
それが、スキルセレクト(Expression of Interest)、スキルアセスメント(技術査定)、ポイントテスト、英語力、職業リストで、それぞれをクリア出来るかどうかが永住権を獲得する上で大きなウエイトを占めているという事でした。
後は、それぞれのキーワードを移民局のホームページで順番に検索して調べていく。
そんな事を半年も続けていき、ぼんやりとしていた永住計画がはっきりと輪郭が出てきました。
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オーストラリアに移住したいと思う人に幸運を。